プラスサイズモデル、フェミニスト、また母としてのポジティブな投稿が人気のテス・ホリデイ。Instagramには150万ものフォロワーを持つ彼女が、自身のトレーニングについて批判的なコメントをアップする人々に、メッセージを発信した。それがこのハッシュタグ。
「#FUCKYOURBEAUTYSTANDARDS(#他人の美の基準なんて気にしないわ)」
コスモポリタン アメリカ版によれば、発端は彼女が筋力トレーニングをする動画を投稿したこと。
するとコメント欄には揶揄するような、批判的なコメントが殺到。その一部がこちら。
「私が彼女だったら、有酸素運動をするわ。もうしてるのかしら」「来年のホットドッグ早食い選手権に向けて準備してるのかな!」「筋力をつけたらさらに体重増加するから体に悪いよ。有酸素運動をしたほうが良い」「スクワットがちゃんとできていない、もっと背中をまっすぐにしないと」…
ハッシュタグのメッセージは、これらのコメントをした人たちへ送られたものだったよう。
まず、頻繁にトレーニング姿を投稿しない理由を説明。
私がいつもジムに行ってる写真を上げないから、人々は私がトレーニングをしていないと思うみたい。でも私が自分の体をどう扱うかなんて他人には関係ない。別に他の人にトレーニングをするべきと伝えるつもりもないわ。
そして、今回ジムでの動画を共有した経緯を次のように綴った。
私の母は体の一部がまひしていて、本当は私が前回投稿した動画のように体を動かしたいでしょうが、実際には動かせないの。他にもそういう人はたくさんいるわ。本当に自分を愛していれば、自分が健康だと思う方法で、体の面倒をみるものよ。
私がトレーニング姿を投稿すると、みんな笑い者にするのね。突然、医者とかトレーナーになったかのようなコメントをする。社会の基準とは違う、プラスサイズの人間が成功しているのが耐えられないのね。それより自分の人生の心配をしたら?
#FUCKYOURBEAUTYSTANDARDS(#他人の美の基準なんて気にしないわ)
#thenotsosubtleartofbeingafatgirl(#ぽっちゃり女子でいることの美学)
思わず拍手を送りたくなるような、力強いコメント。
1児の母である彼女は以前、Instagramに「ぽっちゃりしていても、母親であっても、自分をセクシーだと思って良い」というコメントを投稿。自分と同じ世の母親たちへエールを送り、反響を呼んだ。また、ぽっちゃり批判をするような内容の映画告知に対し、ツイッターで怒りを示すと、女性たちが続々とリツイートをし話題に。
他人の意見に左右されるのではなく、自分を愛し、その優しさと自信をファンにも伝えていくテス。これからの活動もぜひ注目したい!