今をトキめくガールズグループ「フィフス・ハーモニー」のメンバーであるローレン・ハウレギは、昨年末にバイセクシャルであることをカミングアウトしたばかり。そんな彼女が最近になってその時の心境についてインタビューで明かし、またも注目を浴びている。自身のセクシャリティを隠していた時期はもちろん、公にした今でも気持ちが晴れることはないというローレン。その理由は…?

ローレンが女性とキスをしている写真がネットに出回ったのは昨年の11月。某ゴシップブログが無許可で写真を投稿したことで、自身の意図がないところで"勝手にアウティング"されてしまったことで物議を醸すことに。そんな時にローレンの心の支えになったのはファンたち。ハッシュタグ「#LongLoveLauren(ローレンを愛し続ける)」をつくり、彼女のセクシャリティが何であれサポートしていく意志を表明!

それから間もなくして、ローレンはある格言を投稿。噂については否定も肯定もしなかったけれど、彼女の思いがよく伝わってくる。

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「人々は、他人の人生に対しては明確な意見があるのに対し、自分自身の人生の生き方は分かっていない」

その後、トランプ大統領が当選し、ローレンははっきりと「私はバイセクシャルのキューバ系アメリカ人女性であることに誇りを持っている」とコメント

また昨年のキス写真を撮られた当時の彼女ルーシー・ビベストと撮影していた写真を今年の3月にリリース。「Bare With Me(一緒に裸で)」というタイトルで、「21世紀の愛」を表現しているんだそう。

最終的には自らの声でカミングアウトしたローレンだけど、過去にはセクシャリティを隠すように言われていたのだそう。

Out>のインタビューでは、レーベルの人や家族にまでバイセクシャルであることを隠すべきだと言われていたと告白。

「多くのアーティストは、セクシャリティを明るみにすることでファンを失ったり、一人ぼっちになるという思い込みでオープンになれなくなっているの。私も家族や友人にさえも、セクシャリティのことを公にすべきじゃないと言われたわ。でも、考えれば考えるほど、『なぜ?』って理解できなくなった」

「そもそも、どうして気持ち悪いの? (戦争で)子供が爆弾で死んでも何も行動しないくせに、私が彼女とキスをすることは我慢ができないって?」

しかし、カミングアウトしても悩みが無くなったワケではないよう。

「自分自身にラベルをつけたことは今でも悲しいわ。だって、私はただ自由な精神の持ち主でありたいだけなの」

キリスト教の家族に育てられたこともあり、過去には女の子に恋をして罪悪感を覚えたこともあったというローレン。今では、言葉でも写真でも愛を表現出来るほどオープンになり、彼女の新たな魅力に虜になる人は少なくないはず♡