2015年に、ループスという自己免疫疾患を患っていることを明かしたセレーナ・ゴメス。昨年は副次的影響であるうつ症状などの治療のためワールドツアーを中止したけれど、年末には「アメリカン・ミュージック・アワード」で活動を再開。ところが今年の夏になってまたもしばらく公の場から離れていたようで、先月イベントに登場した際には「少し前に安静にしなくちゃいけなかった」とだけ発言。そして昨日、ついにその詳しい理由を、セレーナ自身がInstagramを通してファンに伝えた。

セレーナが投稿したのは、2008年からの親友であるフランシア・ライサと病院のベッドで横になり、手をつないでいる姿。

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「今年の夏、なんで新曲のプロモーションをしていなかったのか不思議に思われていたと思います。自信と誇りに思っている新曲を届けるのに、なぜ姿を見せなかったのか。その理由は、ループスが原因で腎臓移植を受けたからです。自分自身の体のことを考えて、必要なことをしました。でも実は、ここ数ヶ月で起こった出来事をみんなとシェアできることを楽しみにしています。その時期が来るまでは、まず家族や医師たちに手術前から後まで、すべてを感謝します。そして、私の美しい友人フランシア・ライサには感謝してもしきれません。彼女は自らを犠牲にし、腎臓という最高な贈り物をくれました。私は本当に恵まれています。フランシア、愛してるわ。ループスはきちんと理解されていませんが、以前に比べると理解を得てきていると思います。ループスのことを知るにはこのウェブサイト を見てください」

セレーナはベッドで手をつないでいる写真の他に2枚の写真を投稿。1枚は手術跡がある腹部、そしてもう1枚は横から写した全身写真。さらにフランシアもベッド上の写真を投稿し、「命を救えただけでなく、私の人生も変わった」と記している

実はセレーナ、恋人である「The Weeknd」のライブを見るためシカゴに訪れていた時に腎不全になり病院に急送されたそう。傍にはもちろん彼のエイベルの姿も。さらに、その時点ですでに腎臓移植の順番待ちリストに登録していたとも言われている

また、移植手術を公表したのは病気のことをもっと広く知って欲しいという願いが込められている模様。

それにしても、いくら親友とは言え臓器の提供は大きな決断だったはずで、それぞれの思いは計り知れない。さらに、フランシアの回復度合いは明らかになっていないけれど、セレーナは新作映画の撮影に参加できるほど回復しているということだし、ひとまずファンは安心できそう。