人道的な貢献をしてきたことが認められ、今年2月にハーバード大学から「ヒューマニタリアン・オブ・ザ・イヤー」を授与された歌姫リアーナ。様々なチャリティに参加してきた彼女だけど、特に熱心に取り組んでいるのは"教育"。そんなリアーナが新たに「Dollar Campaign(1ドルキャンペーン)」を開始! その内容とは…!?

世界中の子どもたちの教育をサポートするため、これまで数多くのキャンペーンに参加してきたリアーナ。今年、アメリカに住む恵まれない学生の教育をサポートする奨学金制度を作ったばかり! 他にもNPO法人「Clara Lionel Foundation」を立ち上げたり、他の団体と協力し60以上の新興国に住む子どもや、特に女の子が教育を受けられるよう取り組んでいるんだそう。各国のリーダーにも協力を呼びかけたことも。

これはxの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

今年、フランスのマクロン大統領と教育について話しあったリアーナ。

そして、新たにリアーナが今月開始したキャンペーンが「Dollar Campaign1ドルキャンペーン)」。その名の通り、1ドルの寄付をするだけで、抽選で来月ニューヨークで開催される慈善舞踏会に参加する権利が与えられるというもの(寄付なしでエントリーする方法もあり)。この舞踏会自体は今年で3度目の開催で、寄付金はすべて「Clara Lionel Foundation」を通して教育や健康促進また緊急事態の際に使用されるという。

たった1ドルと侮るなかれ、1ドルはマラウイに渡れば学校建設に必要なレンガ1つ分に相当。10ドルとなれば10冊の本、15ドル寄付すれば1人の子どもが必要な文具が揃えられ、20ドルで1人の学費1ヶ月分にもなるんだそう。

ちなみに今年の舞踏会には、リアーナの他にも、先日「MTVビデオ・ミュージック・アワード」で「最優秀ビデオ賞」など6冠を達成したケンドリック・ラマーやカルヴィン・ハリスなど、多くのセレブが出席する予定!

最後に、リアーナが"助け合い"について熱弁したハーバード大学でのスピーチをご紹介!

「まずは、近くにいる人から助けましょう。クラスで隣に座っている人、近所に住んでいる人。できることから始めればいいのよ。ここにいる皆さんにも、誰か1人を助けることを約束してほしい。1つの団体でもいいし、1つの問題でもいいから、何かあなたが心を動かされることに取り組んでほしいわ。私がおばあちゃんにいつも言われていた言葉があります。『1ドルもあれば、十分に分かち合える』」

祖母の教えを守り、多くの人にも参加してもらおうと努力しているリアーナ。本当に素敵!