女優クロエ・グレース・モレッツ(20)といえば、昨年キム・カーダシアン(36)がツイッター上で「女性の体」についてバトルを繰り広げたのは記憶に新しいところ。事件から1年以上が経ち、クロエは<Variety>で、当時のことを振り返ったよう。

発端はクロエが、キムがインスタに上げた裸セルフィーにコメントしたこと。

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着るものがないとき(笑)

この投稿に対して、クロエはツイッター上で次のようにコメント。

これはxの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
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若い女性にとって目標を探すことがどれほど大事か気づいてほしい。彼女たちに伝えたい、わたしたちは自分の身体以外にも価値のあるものを提供できるって。

対してリアリティ番組でアメリカでは知らない人はいないと言われるキムは「みなさん、クロエ・グレース・モレッツをツイッターに歓迎しましょう。誰も彼女のこと知らないので」と皮肉で返答。

自身の投稿の意図について「#BodyConfidence や#LoveWhoYouAreということとは関係がない写真だったわ。のぞき見的に撮られた写真で、若い女性が見るのにふさわしくないと思ったの。若い女性たちがいいね!やリツイート、お気に入りをもらい、男性の注目を集めるためにああいう類の写真を投稿しなきゃ…と思ってしまうのが嫌だったの」と<GLAMOUR>に答えていたクロエ。

事件から1年以上が経ち、<Variety>で当時のことを振り返った。

キムが、ああいう形で若い女性にメッセージを送っていたのが悲しいわ。女性同士の争いは頻繁に起こるものよ。

女性に対するイメージを大切にしているクロエは、映画撮影の際に男性共演者にされた「体型批判」についても告白。

相手役だった俳優に言われたの「現実世界では絶対に君みたいなデカい子とは付き合わないよ。僕には大きすぎるね」って。セットの上で泣かされたのはあの人だけだわ。

その俳優が誰かは明かさなかったものの、当時、彼女は15歳で相手役の人は20代だったそう。

加えて、業界での性差別について、

例えば給料が同じくらいだったとしても、ちょっとしたことなんだけれど、特に男性の役者の方が有名な場合、(私の)意見はあまり聞いてもらえない。後ろの席にいなさいって言われてる感じよ。

とコメント。また以前、スタジオに入ったら、金髪の女優を2人キャスティングしてしまったから1人はいらない、と言われたこともあるそう。

活躍の裏側で、体型批判や女性であることで苦労や悲しみを味わってきた彼女。だからこそ、キムの投稿に懸念を示し、若い女性たちを気遣ったのかもしれません。若干20歳ながらも、はっきりと声をあげているクロエ。今後の活躍も楽しみですね!