リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ(以下KUWTK)』で一躍ブレイクしたカーダシアン/ジェンナー家。その中でも末っ子のカイリー・ジェンナーは9歳から同番組に出演していて、「KUWTK以前の人生を覚えていない」と話すほど常に注目を浴びてきた半生を送ってきた。

先日、そんなカイリーの日常に迫る単独のリアリティ番組「Life Of Kylie」がオンエアされると、これまでのイメージを覆すような"新たな一面"が露わに。頻繁にSNSを更新することでも知られるカイリーだから、すべてをさらけ出しているかと思いきやそうでもないようで…。

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若干19歳にしてビジネスで大成功し、複数の家を持ち、高級車を乗り回すカイリー。しかし、<People>によると、誰もが羨むであろう自身の人生は「完璧とは程遠い」と話したよう。

「完璧だと言われると笑っちゃう。誰も完璧な人生なんて生きられないわ。私の人生は、豊かだという意味では確かに普通じゃない。でもね、家や車を買った瞬間に得る喜びって一瞬で消えるのよ。だから、本当の幸せは他のところにあるの。私は若い頃から物を手に入れて得る喜びと本当の幸せの違いを実感することができたから、早くから本当の幸せを追求することができるの」

さらに、常にプレッシャーと闘っていることも告白。

「いつもイメージを崩さないように努力しているし、プレッシャーを感じてるわ。みんなに興味を持ち続けてもらうために、常にInstagramSnapchatに投稿しなくちゃいけないって。だけど、友人と過ごしている時にこそ"ありのままの自分"でいられるの。私の本当の姿も、みんなに知ってもらいたいわ」

「人前に出るよりも、SNSに投稿している方がラクよ。もう長い間ずっと、偽りの自分を世界に見せている気がするわ。そのウソの自分のイメージを崩さないようにSNSに頼りきっているんだと思う。でも、そうすることで本当の自分の一部をなくしたわ。たとえば、面白いことが好きだった自分は、もういないの。14歳の頃はいろんな面白いビデオを投稿してた頃は、すごく楽しくて、自分らしくて…。だけど、有名になってきたらそういう写真や動画に対するひどいコメントが増えてきたのよ。SNSって、本当にネガティブな場所なのよ。毎日批判コメントを見ているうちに、批判されることは公開しないようになった。だから、投稿しているのは本当の自分の姿じゃないの」

また、人に注目されることが嫌で、必ずプライベートジェットで旅するのだそう。

「気取ってるんじゃないの。ただ、空港には大勢の人が集まるでしょ? スウェットを履いてリラックスしている時でも写真を撮られてしまう。だから、空港が嫌いなの。怖いのよ」

セルフィーの女王と言われるカイリーでも意外と他人の意見に左右されやすいのだそう。

「セルフィーを投稿するだけでもプレッシャーに感じるわ。だって完璧でなくちゃならないから。投稿した直後にコメントをチェックするの。もし悪いコメントが目立ったら、すぐにその写真を削除するわ」

さらに、メイクには小学生の頃からハマっていたという。

Youtubeができた頃、私はずっとメイク動画を見ていたわ。6年生で紫のアイシャドウをしていたのって私だけよ。メイクは私が唯一熱中しているのも。でもメイクなしでは生きていけないってワケでもないわ。ノーメイクの時も多いし…。ううん、やっぱりメイクは必需品。絶対に必要だわ」

また、カイリーの夢は「普通の人生を歩むこと」なのだそう。

「姉のキムは注目される人生のことをいつも『これが私の宿命』だと言ってるの。その考えは尊敬する。だけど、常に注目される人生では普通のことが簡単にできないのも確かよ」

「自分で選んだ人生ではないけれど、この生活を続けているのは私自身だと理解している。だけど時々『もう耐えられない』って思うこともあるわ、今もそうよ。それでも続けている理由はメイクブランドのためなの」

「こういう生活はいつまでも続くものじゃないと思ってるわ。私の新たな人生の目標はただ普通に生きること。すごく特別な人生を生きていることには感謝しているわ。でも、普通の19歳の女の子だと実感した瞬間が最も幸せな時なの」

他にも親友のジョーディンなど友人と過ごしているときは本当の自分であることを明かし、ジョーディンはカイリーとの関係を恋愛に例えるなど、かなりカイリーは友人を信頼している様子。

メディアやSNSで披露している姿とは異なり、実は繊細でユーモラスな性格だと明かしたカイリー。若くして名声を手に入れ、プライベートジェットで飛び回る生活は憧れの的。でも、その分プライベートを犠牲にし、自分を見失いそうになることもあるみたい…。常に注目される人生はとても想像できないけれど、「自分で選んだ人生ではないけれど、この生活を続けているのは私自身」…この言葉に、弱冠19歳ながらカイリーのメイクブランドに対する熱い思いと覚悟が感じられる。

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"Life of Kylie" Recap S1, EP.1 | E!
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