1年前、元恋人であるジャスティン・ビーバーとSNS上で言い争いになり、その直後からカラダと心の健康を取り戻すべく、ツアーをキャンセルしたセレーナ・ゴメス。公の場やSNSから姿を消していた数か月間は、施設で休養を取るなど自らの健康に集中していたそう。『In Style』誌によると、その時期に彼女の中で心境の変化があったそう。

ループスという自己免疫疾患の症状としてうつ症状や不安神経症などがあることを公表し、休養に入ったセレーナ。リハビリ施設へ入院し、その約3ヶ月後に「アメリカン・ミュージック・アワード(AMA)」で復帰を果たした。正直な気持ちを吐露した感動的なスピーチも話題に!

「私は立ち止まらなければならなかった。私の心は完全に壊れてしまったの。それでも、皆さんをがっかりさせないよう、しっかりしようと頑張ってた。でも、頑張りすぎて、自分自身をがっかりさせてしまったの。私はInstagramであなたたちの外見を見たいんじゃない。心の中が知りたいの」

そして『In Style』誌のインタビューで、休養を振り返ったセレーナ。

instagramView full post on Instagram

「私の人生にとって最善のことをしたの。携帯電話も持たず入院したわ。すごく怖かったけど、いいことだったし、多くのことを学んだの」

「施設は田舎にあって、私はヘアスタイルを整えることさえしなかった。ホースセラピーに参加したわ。とても美しかった。もちろんセラピーは簡単なことではなかったけどね。だけど、終えた後は『私自身だけでなく、他人のためにも強くなれた』と感じたわ」

リハビリ後には心の変化を感じたそう。

「入院する前に気にしていたことを一切気にしなくなったのよ。退院してからは、『もう前進するしかない』と思えた。未だにセラピーへ通うこともあるわ。セラピーは良いことだと信じているし、何よりも自分自身の『今』を語るのって大事よ。セラピーには通っているけど、今の私はとても、とてもハッピーなの」

また、「AMA」で復帰した理由も話した。

「退院した頃にAMAへの出演オファーをもらったの。周囲には『あなたのやりたいようにしていいから』と言われたわ。私は、ファンに『自分自身のケアをすることをマイナスに考えてほしくない』と思ったから出席した。でも、レッドカーペットに乗った瞬間は色々な感情に圧倒されたわ。背中に汗をかいていたはず…」

まだまだメンタルヘルスについて、100%の理解を得ることが中々難しい世の中。セレーナも長い間にわたり病を隠していたけれど、自分自身と向き合うため、そして若いファンたちのためにも包み隠さず公表に踏み切ったよう。また、仕事面ではプロデュースしたドラマ『13の理由』が好評でシーズン2の放送が発表され、「ザ・ウィークエンド」ことエイベル・テスファイとの恋愛も順調な様子。前進を続けるセレーナに、今後も目が離せない!