今年の4月に坊主頭を披露し、世間を驚かせた女優でモデルのカーラ・デレヴィーニュ。そのキッカケは映画『Life In A Year(原題)』の役作りだというのが大半の予想だったけれど、実は隠されたカーラの強い意志があったんだとか!

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映画の撮影に現れたカーラ。

WWD>によるインタビューでヘアスタイルについて聞かれると、「朝、髪の毛を触った時はまだ変な感覚よ」と、まだまだバズカットに慣れてないと言うカーラ。その後、髪を剃ったことには大きな意義があったと告白。

「切ったことで解放感を得たわ。それに、髪の毛がなくても美しいというメッセージを伝えなければ、と思ったの」

さらに、ヘアスタイルが変わったことでファッションにも変化があったそう。

「いろんな服が着れるようになったわ。特にドレスを合わせるのが好きなの! 自分の"女性らしさ"を新しい視点で見ることができるから」

これまでにも若い女性にインスピレーションを与えることを使命にしてきたカーラ。『Mirror, Mirror(原題)』という本を執筆したことが大きな話題になったけれど、その本の内容は16歳の男女が自分自身を模索する青春ストーリーなのだそう。

「私が今最も情熱を持っていることは、今の時代の若い女性や若い世代にインスピレーションを与えることのなの。それが最も大切なことだと思うわ。映画を通して、また慈善活動やドキュメンタリーを通して、ポジティブなメッセージを伝えようと私は活動しているの」

ちなみにバズカットを誇るセレブは、カーラに留まらない。女性に関する美しさの固定概念を覆すように増えつつある女性セレブをご紹介しよう。

アマンドラ・ステンバーグ

昨年、バイセクシャルであること告白した、『ハンガー・ゲーム』などで知られる今注目の若手女優。役作りをキッカケにヘアスタイルをチェンジ。

アンバー・ローズ

フェミニストと知られるアンバー。ストリッパーなどへの偏見をなくすための活動をしている。

歌手のホールジー

バイセクシャルの彼女は、同じくバイセクシャルである『フィフス・ハーモニー』のローレン・ジャウリギーと「LGBTのためのラブソング」を制作。

ジェシー・J

どんなヘアスタイルもモノにする歌手、ジェシー・J。黒髪のボブをブロンドのバズカットにしたことで話題に。徐々に伸びてきて、現在はショートヘアになっている。

クリステン・スチュワート

言わずと知れた女優のクリステン。すっかり男前なクリステンも、バズカットがお似合いな一人。

ウィッグなどをかぶらず、堂々とレッドカーペットなどに登場しているバズカットの女性セレブたち。彼女たちの振る舞いによって、固定概念から解放された若い女性が多くいるに違いない。