キム・カーダシアンの夫でラッパーのカニエ・ウェストと、ビヨンセの夫でラッパーのジェイ・Z。長年にわたって親友だった2人だけど、最近になってその友情も破綻したと囁かれている。一体何があったのが時系列を追ってご紹介!

親友だった頃

カニエがまだ新人だった2000年、ジェイ・Zのアルバムで新人のプロデューサーとしてコラボ。2011年にはアルバムを共同制作し、グラミー賞を7部門でノミネートされるなど大ヒット! さらに、アルバムを引っさげてツアーもしていた。

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ちょっとギクシャク?

しかし、2013年にジェイ・Zとジャスティン・ティンバーレイクがコラボしたをカニエは「ジェイ・Zのことは大好きだがあの歌は好みじゃない」とライブで批判

その後明らかに2人の仲がギクシャクしていると言われることになった出来事は、カニエの結婚式。カニエはキムと2014年に式を挙げたのだけれど、そこでカニエはベストマンという新郎の付き添い人をジェイ・Zにお願いしたそう。しかし、蓋を開けてみると当日ジェイ・Zとビヨンセは欠席。それも、その間に2人は旅行に行っていたことが明らかになった。当時カニエは「誰が出席しようと、大事なのは俺とキムが一緒にいることなんだ」とコメントし、大人な対応を見せていた。

しかし、キムがパリで強盗にあった後、ジェイ・Zが直接会いに来なかったことを不満に思っているとカニエはライブで告白。そして、コラボアルバムはもう作らないとも明かした。

ステージにあがっては誰かをディスることが多いカニエ。過去にはビヨンセに対しても「ビヨンセは、受賞しなければアワードでパフォーマンスしないと言ったんだね。ビヨンセは最高。テイラー・スウィフトも最高。みんな平等なんだよ。それなのに、自分が勝つことばかりを考えた結果、自分を見失い、裏で根回しや策を弄することがある」と言い放った。

ジェイ・Zが買収したストリーミングサービス<Tidal>に関わる揉め事も

さらに、最近になりカニエは「新アルバム『The Life Of Pablo』は、(ジェイ・Zが買収した)ストリーミングサービス<Tidal>のみで視聴できる」と宣言していたにもかかわらず、数ヶ月後には<Tidal>以外のサービスでの視聴も開始することに決めたよう。さらに今月になってカニエは、<Tidal>との役員契約解除を求めた。

TMZ>曰く、カニエが提供した『The Life Of Pablo』のストリーミングは150万人の新規ユーザーの獲得につながったのにも関わらず、対価となるボーナスが支払われていないから。一方でジェイ・Z側の言い分は「ミュージックビデオを作らないなど、カニエ側に契約違反があった」とのこと。またカニエが他社のストリーミングサービスに移るものなら、訴えるとも言っているとか。

ジェイ・Zは先月末に発表したアルバムに収録された「Kill Jay Z」という歌では「その態度は普通じゃない/俺は何も迷わず2000万ドルあげた/だけどお前が俺にくれたのは20分間のステージ上でのディスリ」とカニエに対するメッセージを発している。「あげた2000万ドル(約22億円)」とは、ジェイ・Zが負担したと言われているカニエのツアー資金。

ずっと親友だと言われていた有名アーティストのカニエ・ウェストとジェイ・Z。パワフルなセレブ一家同士が不仲になってしまったことは非常に残念。やはり、「金の切れ目は縁の切れ目」?