今年のグラミー賞では5冠を達成するなど、パワフルな歌声と美しいメロディーで人々を魅了するイギリス出身の歌姫アデル29。世界中で愛され続ける彼女だけれど「今後コンサートを行うかどうか分からない…」とコメントしたことで話題に。

現地時間今月28日に地元ロンドン「ウェンブリースタジアム」でコンサートを開催したアデルコスモポリタン アメリカ版>によると、7月2日のツアーファイナルを目前にしたコンサートのパンフレットには、アデルからの手書きのメッセージが添えられていたそう。

instagramView full post on Instagram

ツアーのために世界中を巡って15カ月。「25」ツアーがスタートしてからは18カ月が経つけれど、それも終わりを迎えるわね。イギリスをはじめ、アイルランド、ヨーロッパ、アメリカ全土まで制覇、そしてやっとのことでオーストラリアとニュージーランドまでたどり着いたわ。ツアーをするっていうのは独特なことなのよ。正直私には合わないみたい。私は、家にいるのが好きで、些細なことに幸せを感じるタイプなの。

これまで119回の公演、そして最後の4公演を含め、全部で123公演になるけれど、ここまでやり遂げられたのは、すべて私を支えてきてくれたファンのみなさんのおかげ。私の大好きなアーティストたちが、私を見せてくれたように、私もみんなに何か残せてあげられたらいいなと思ってる。

この先、またツアーをするかどうかは分からないわ。だから最後の公演は生まれ育った場所でもあるロンドンで幕を下ろしたかったの。来てくれて、そしてたくさんの愛と優しさをありがとう。この先の人生でもこのツアーは忘れないわ。愛してる。おやすみなさい。

このように心のうちを語ったアデル。文面から察するに、これからのツアーは行われないのでは…?

ツアー中も、ロンドンのグランウェル・タワーで起きた火災事故現場に自ら駆けつけるなど行動を起こしていたアデル。実は、コンサートの最中にも寄付金活動を呼びかけていた。

今後コンサートを本当に行わないことになれば寂しくなるけれど…これからも素敵な歌声を届け続けてくれるはず。