話題の尽きないトランプ大統領が、またSNSやネット界隈で人気(?)沸騰中。最近は初外遊での握手や他国の首相を押しのけて目立とうとする仕草がネットでシェアされたけれど、今度は彼の意味不明なツイートが大流行し、とうとうトレンド入りを果たすまでに!

事の発端は31日の深夜(現地時間)に投稿されたトランプ大統領のツイート

Despite the constant negative press covfefe=常に批判的なメディアcovfefeにもかかわらず」。文章になっていないし、そもそも"covfefe"という単語は、英語にはない模様。すぐさまこの意味不明なツイートは話題になり、翌朝に削除されるまでの6時間の間に127,000以上の「いいね」と162,000以上のリツイートを獲得。多くの人が一晩中、 "covfefe"の使い道や意味を考え、からかった。

真剣にその意味を考えた人たち

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「やっと意味が分かった」と書き、2匹のポケモンのキャラクターをくっつけた。

Urban Dictionary>というふざけたネット辞書のサイトには250個以上の意味が書き込まれているけれど、人気はこれ。

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「本当はcoverage(報道)とタイプしたいけど、手が小さすぎてキーボードが使えない時に使う言葉」

グーグル翻訳で調べた人

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「グーグル翻訳によるとアラビア語で『私は立ち上がる』という意味らしいわ」

ジョークにした人

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写真には「私はすごく高学歴。単語を知ってる」と書かれ、キャプションでは「面白い偽物の単語も全部知ってる」とコメント。

歌にしたツワモノも

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「コブフェフィー♪ あなたはどういう意味なの? あなたはいい意味? それとも悪い意味?」

セレブまでイジる始末…

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ヒラリー・クリントンは「私はロシアへ向けた暗号だと思ったわ」と発言。

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俳優のアシュトン・カッチャーは「covfefeという効果抜群な新種の医療用マリファナができたけど、エリートしか手に入れられない」とツイート。

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コメディアンで司会者のジミー・キンメルも「僕は一生covfefeよりも面白いことを書けないことに気づいてとても悲しい」とツイート。

一方で、報道のために発音について真面目に議論したメディアやニュースキャスターも

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「どれが正しい発音ですか?」と聞いたアンケートの人気投票は「コブフィーフィー」となった。

発音の難解さに頭を抱えるアナウンサーたち。「コブフェフ」「コブフェーフ」「コブフィーフェ」「コブフェフェ」。最後の女性キャスターは発音を"間違えた"ようで言い直しまでしている。さて、どの発音が正しいのだろうか…。

さて…そんな中トランプ大統領はというと…

不運にもネット民の餌食になったトランプ氏だけど、思いのほかこの状況を楽しんでいるようで余裕っぷりを披露。

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covfefeの本当の意味が分かる人はいるかな? どうぞ楽しんで」

しかし、スパイサー報道官は必死に大統領を弁護…

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記者会見で、とある記者が一連の騒ぎについて質問したところ、スパイサー報道官はトランプ大統領を必死で擁護。

「昨夜、大統領が意味をなさないツイートをし、何時間も投稿されたままでしたが、我々は不安に思うべきでしょうか」

するとスパイサー報道官は「えー… いいえ」と返答。

さらに記者は「なぜ何時間も削除されなかったのでしょうか? 誰もチェックしていないのですか?」と質問を続けると、報道官はしどろもどろになりながらも、弁解。

「大統領と、ごく少数の人はあのツイートの意味をしっかりと理解しています」

これには記者たちも大爆笑。さらに「covfefeとはどういう意味ですか?」と突っ込むも、報道官は答えず。

covfefe」の意味には諸説があるものの、ほとんどの大手ニュースサイトはただのタイプミスだと見ている。そして、文章を終わらせる前に寝落ちしてしまったと思われる。でも、もし仮にスパイサー報道官の言う通り「covfefe」が何か深い意味を持つとしたら…? うーん…それはなさそう(笑)。