ドラマ『モダンファミリー』でちょっとおバカなお姉ちゃんヘイリーを演じるサラハイランド。現在26歳の彼女は9歳の時に腎臓の形成異常という病気の診断を受けている。 当時、医師に普通の人生は送れないと聞かされたサラの母が、 「普通の人生を送れないとしたら、理由は健康の問題ではないわ」と答えたという感動的な逸話も現地では有名。サラはその言葉を信じ「普通の人生が送れないならものすごく特別な人生を生きよう」と決心し、子役からずっと女優の仕事を続けてきたのだそう。

しかし、 病状は悪化し2012年に父親の腎臓を移植していたことを後に告白。最近は健康状態も落ち着いて、恋人であるドミニク・シャーウッドとラブラブな日々を送り、幸せな人生を送っていたと思われていたサラだったけど、SNSで体調不良と拒食症を助長していると言われることについて語ったことで話題を呼んでいる。

TwitterInstagramのストーリーに公開した文章がこちら

これはxの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
これはxの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

Instagramでは私の体重について多くのコメントが寄せられます。いつもならネガティブなコメントが注目を浴びないように無視していますが、今日はいくつかみなさんに説明したいことがあります」

「今年は私にとってあまり良い年ではありません。今は詳しく話しませんが、ただ言えることは、今年は色々なことが大きく変化したということ。カラダにも変化があり、現在は運動を禁止されています。私は運動するのが大好きだから残念だわ。アウトドアが大好きで、"強くいること"が好き。なぜなら精神とカラダの強さですべてを成し遂げてきたから」

また、世の女性たちに"細いこと"が必ずしもいいことだと思わないよう、メッセージを送った。

「私は細さに魅力を感じません。ある投稿で『細すぎるからハンバーガーを食べて。カラダよりも頭の方が大きくて気持ち悪い』などと言われました。だけど、もう何ヶ月もベッドで療養しているため、筋肉が落ちてしまったのです。今は外見のコントロールができません」

「投稿している写真はフォトショップではありません。私の脚や腕は加工されていません。わざわざこのように話すワケは、私が拒食症を推進していると言われているから。最初は笑って済ましていましたが、ある時、そのようなコメントが若い女性に悪影響を与えている可能性に気づきました。ですから、はっきりと言います。絶対に私の体重を目標にすべきではありません。今は体重を維持するため、できるだけ多くのプロテインを摂取しています」

一方で、明るく将来今後の目標を語ったサラ。

「心配しないでください。何度もこのような困難に打ち勝ってきていますし、きっとこの先も同様の苦境に立たされるでしょう。ですが私は、こんなことには負けない強さを持っています。もちろん辛いです。汗を流して鍛えたカラダが細くなっていくことは悲しいです。ですが、状況が良くなれば、また鍛えて、自信を持てる自分に戻れるでしょう」

「顔が太くて妊婦のようだと言われても、ちっとも動揺しません。なぜならこれは私の命を救っている薬による副作用だから」

26歳の女性としてはおそらく誰も想像のできないようなことを経験しています。それでも精一杯の努力をしています。精一杯(自分を)愛します。そしてこれまで諦めずに強くあり続けたからこそ、今の自分があります」

「私は自分自身の人生に感謝しています。皆さんも感謝してください。そして他人の言葉に惑わされることなく、自分を貫いてください。今の時代は愛と前向きな気持ちが大切です」

「自分自身を愛して、自分のベストでいることを心がけてください。そして、健康でいてね」

彼女の病状の告白や、力強いメッセージに長年『モダン・ファミリー』で共演しているソフィア・ヴェルガラも拍手を送った。

これはxの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

サラが病気であることは知られていたけれど、ポジティブな彼女が辛い部分を見せることは少なかった。そんな中明かした心の内。しかも病状を明かしたキッカケが、若い女性たちに誤ったボディイメージを与えてしまわないためだというところが、なんとも彼女らしい。まずは一刻も早くサラの病状が落ち着くこと、そして彼女が訴えているように世間が「愛と前向きな気持ち」を持つことを願うばかり。

instagramView full post on Instagram