ウィリアム王子やハリー王子とともにメンタルヘルスに対する偏見を無くすべく、「Heads Together」というキャンペーンを立ち上げたキャサリン妃。大々的に行われているキャンペーンでは、ハリー王子が母親のダイアナ妃を亡くしたショックで20年以上苦しんだ結果カウンセラーに助けを求めたことを告白したり、ウィリアム王子はPTSDを患うレディー・ガガの話を聞くなど、今までにない取り組みが行われてきた。そんな中でキャサリン妃は、母親としての葛藤を母である女性たちと話し合うことに。

キャサリン妃が向かったのは「Heads Together」と手を組んでメンタルヘルスの授業をカリキュラムに組んでいる学校「The Global Academy」。そこで、「子育て中に、理解してくれる友人が欲しかった」と話した母親たちに共感し、キャサリン妃も自身がいかに孤独を感じていたかを明かした。

これはxの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

「子育て中は、時に寂しさを感じますよね。自分が世間から孤立しているように思うこともありました。でもこの孤独感は、自分だけでなく、実に多くのお母さんたちが感じてきたことなんです。そんな時は、助けを求めることが大事だと思います。

さらに、母親たちをつなげるアプリ「Mush」を制作した女性2人を称え、キャサリン妃もダウンロードすると話したそう。

また、メンタルヘルスについては子どもの頃から触れておくべきだとキャサリン妃は考える

「年齢に合わせて、様々な方法でメンタルヘルスについて話し合うべきだと思います。幼い子どもでも同じです。言語能力がまだ発達していない年齢であれば、遊びを通して学ぶこともできます。幼い子供は感情を表現する言葉をまだ知らないことが多いので、代わりに行動によってその感情を表します。ですから、感情や問題に取り組む方法を早くから教えるということは、素晴らしいことだと思います」

このように自身の経験を明かすことで、メンタルヘルスの問題は身近にあると示してくれた王室。日本にも彼らの告白に救われた人は多くいるはず。