本国アメリカでファイナルシーズンが放送されているドラマ『ガールズ』で、主演とクリエイターを務めているレナ・ダナム。彼女はハリウッドの基準で言えば"ぽっちゃり"しているため、これまで多くの体型批判を浴びてきた。ところが最近になって、ぐっと痩せたレナを見た人たちが、彼女を「偽善者」呼ばわりしているんだとか。永遠に終わることのない身勝手なバッシングについて、レナが思っていることとは…?

レナが心の内を明かしたのは、人気トーク番組『エレンの部屋』での一幕。司会者のエレンに「レナはいつも綺麗ね。だけど痩せたことで強く批判されたんでしょ? 本当に馬鹿げてると思うんだけど、なんて言われたの?」と質問され、レナはこのように答えた。

「本当、クレイジーだわ。私は6年間ネットでいろんな呼び名で『デブ』と言われ続けてきたけど、それで自分の体型に自信がなくなることはなかったの。だってそうやって言ってくる人は、私が『好かれたい、よく思われたい』と考えている対象の人じゃなかったしね」

レナは数年前から子宮内膜症の症状に悩まされてきた。そしてここ数ヶ月、少しでもその症状をコントロールできるように、また「自分は強い」と思えるようにワークアウトを始めたのだそうそれがきっかけで痩せ始めると、今度はこれまでと違った角度から批判が集まるようになったそう。

「ところが体型が変わった途端に『偽善者だ。すべての体型の人たちを応援する人だと思ってたのに』と言われたの。私はもちろんすべての体型を尊重しているわ。ただ、カラダは変化するものなの。人生長いのよ。将来アンドリュー・ラネルズ(『ガールズ』にも出演している俳優)がものすごく太るかもしれない。何が起こるか分からないでしょ。とにかく、私はすごく失望したの。ハリウッドにいる女性は何をしてもバッシングされるんだと証明されたから

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また、レナは約1週間前にもInstagramでも体型バッシングに言及し、力強いメッセージを送っていた。

「私は自分のカラダのことをどう思われているかなんか、微塵も気にしていない。体重が減ったことは喜ばしいことだと思っていないし、ネットでの批判に負けたから痩せたのでもない。私のカラダは"私のもの"なの」

レナの言う通り、"自分のカラダは自分のもの"。痩せていようが、太っていようが、自分が満足している限りは他人には関係のないこと。にも関わらず、あれこれと他人の尺度で計られてしまうのが世の常。そんな世の中で他人に自分を変えられないためには、まずはレナのように自分の意思を強く持ち、批判してくる人にはまともに取り合わないことが先決かも。