2009年、世界に衝撃を与えた"キング・オブ・ポップ"ことマイケル・ジャクソンの死去から今年で8年。
当時11歳だった愛娘パリス・ジャクソンは、現在モデルデビューを果たし、『シャネル』や『ジバンシィ』などのハイファッションブランドから注目されるまで成長し、女優としても今後ブレークが期待される存在に。
そんな彼女が、今回表紙を飾った『ローリング・ストーン』誌最新号に登場し、今まで明かされていなかった、父マイケルについて赤裸々に告白した。
「私、幼い頃パパがそんな有名なスーパースターだったなんて知らなかったの」と語るパリス。
<USウィークリー誌>によると、マイケルは料理上手な父親で、得意料理はフライドチキン。パリスに、スイートポテトパイの作り方を教えてくれたのも、マイケルだったとか。
また、自宅学習だったパリスのところへ、マイケルが授業の途中に来てくれたことも。「今日の授業はここまでにして、パパと遊ぼう!」と無邪気に娘と楽しんだというエピソードも。
毎日きちんと態度よく勉強していれば、自宅に広がる豪華 「ネバーランド」 で過ごすことができ、週末の楽しみの1つだったのだとか。「好きな時にいつでも乗り物に乗れる…とは限らなかったのよ!」 と語るパリス。何か悪さをした時は、遊びはお預け…なんて日もあったのだとか(笑)
そんな娘想いのマイケルが急死…。当時の様子について、娘パリスはこのように語った。
覚えているわ。2009年、パパがあの世に旅立つ前、『ディス・イズ・イット』 ツアーのリハーサルで、パパはとても疲れていて…。私ホームスクールだったから、自宅でパパがリハーサルをする姿を見ていたの。「ちょっと休もうよ」 って言ってあげたいくらい、それぐらいずっと踊っていたわ。
インタビューでこのように告げたパリスは、父マイケルの死亡原因は「殺害」と主張している。
また、マイケルが黒人であることから、本当の親子ではないのでは…?という噂については
パパがよく私に言っていたの。「あなたは私と同じ黒人。自分が黒人であることを誇りに持ちなさい」って。だから私はパパを信じているわ! だってそうじゃない、パパが嘘をつくわけがないでしょ?
このように語るパリスは、マイケルが自分の父親であることを、心から誇りに思っているよう。
現在18歳になる娘パリス、父マイケルが亡くなる時に着けていたアフリカからのブレスレットは、マイケルの温もりが今も残る、大切な宝物だそう。
このブレスレット、今でもパパの香りがするの。私がベッドに入ると、いまでも夢に遊びに来てくれるわ! マイケルはずっと私の心の中にいる。
50歳という若さであの世に旅立った世界のポップスター、マイケル・ジャクソン。パリスをはじめ、長男プリンスや末っ子のブランケットと3人の子供の父親でもあったマイケルの夢は、「子供たちの幸せ」だったのだそう。パリスの言葉からも、スーパースターでありながら父の愛が感じられた。