昨年末のカウントダウンイベントが大失敗に終わってしまったことで、「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」にあるスターに落書きをされたり、ゴールデングローブ賞でもジョークにされるなど、散々な目にあってしまった歌姫マライア・キャリー。未だに尾を引いているアクシデントについて、とうとうマライアがツイッターで音声メッセージを投稿。あの日、何があったのか。これまでの流れを振り返ってみよう。

年末カウントダウンイベント

ニューヨーク タイムズスクエアで毎年開催されるカウントダウンイベント。テレビで生放送されていた中、マライアが歌声を披露するはずだった。しかし、イヤーモニターが動作しておらず、マライアは一切音声が聞こえなくなり歌唱ができない状況に。それだけでなく、一部口パクだったこともバレてしまい、笑い者にされてしまった。

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6分間、3曲を披露したマライア。「イヤーマイクを付けて」などとイベントの最中に何度も問題を訴えたけど、最後まで改善されなかったよう。

イベント後、マライアのマネージャーは「イヤホンを故意に聞こえないようにし、パフォーマンスを妨害した」と主張し、プロダクション会社のやらせを訴える事態に。一方でプロダクション会社は「技術的エラーだった」と疑惑を否定した。

はじめは自ら笑いに変えていたマライア

ライブ後のツイートでは「こういうこともあるわよ。みんなにとってハッピーで健康的な新年になるといいわね。2017年も見出しを提供し続けるわよ(笑)」と自虐的にコメントしていた。

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マライアの想像を超え、ジョークにされるように…。

ところが気取らない対応も空しく、あちらこちらで笑い種にされてしまったマライア。

バスケットボール試合のハーフタイムで、NBAチーム「スパーズ」のマスコットがマライアをからかうようなダンスを披露するなんてことも…。

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先日行われたゴールデングローブ賞でも、モニターに問題が発生した際に司会者だったジミー・ファロンが「制作会社にオープニングを妨害された」と一連の事件をパロって発言ちなみに、カウントダウンとゴールデングローブ賞の制作は同じ会社が担当している。

「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」が落書き被害に。

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そして、名誉の象徴であるスターが落書き被害に遭うまでに。「マライア・キャリー」と書かれた名前の横に「?」をつけられてしまったみたい。即座に原状回復されたそうだけど、約1500ドル(17万円)の費用がかかったとか。

マライアがTwitterではじめて肉声コメント

「私自身の言葉で伝えます」と添えて、自らの声でことの顛末について語った。「一時的にメディアやSNSから距離を置く」という決断も伝えたマライア。

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「あの日、私は世界と一緒に新年を迎えられることを楽しみにニューヨークへ行きました。技術的エラーを抱え、『手に負えない状況だった』とばかり主張するプロダクション会社に任せてしまったことを残念に思います。タイムズスクエアは雑音が多く、寒い上に、マシーンから出てくる煙の音やお祝いする人の声が聞こえるため、ライブで歌うことは簡単ではありません。イヤーモニターが全く作動していないのでは、なおさらです。プロダクション会社にライブを妨害され、私は辱めを受けることになりました。傷ついたことも事実ですが、私をサポートしてくれたファンや友人に心から感謝しています。すでに決まっている仕事はこなしますが、しばらくメディアやSNSからは離れます。自分自身のため、愛する人と過ごすための時間、また3月からスタートするライブの準備に専念します。サポートしてくださっている皆さんには感謝しています」

このツイート以降、個人的な内容の投稿はない。しかし、音声を発表した2日前には前向きなツイートをしていたことだし、表に出てこないだけでマライアらしく過ごしていると信じたい。

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「あなたを失望させるような人の言葉には耳を傾けないことね♡」

"愛する人"との時間を楽しんでいるみたい♡

実際に昨日ロンドンで、新しい彼だと言われているバックダンサーのブライアン・タナカと手繋ぎデートをしているところを目撃されたんだとか。ブライアンとマライアは昨年11月にハワイでのキス写真を撮られてから、ずっとラブラブなんだそう。

週末には生歌を披露

ロシアの億万長者が19歳の孫の結婚式にマライアを招待。「We Belong Together」を披露したそうで、ギャラは250万ポンド(約3億5千万円)とも。表舞台に出てこなくても、マライアにかかればこれくらいの大金はすぐに稼げてしまうのだ。さすが歌姫!

彼女の精神状態などを心配するファンも少なくないけど、ポジティブでマイペースなマライアだからきっと自分らしく乗り越えてくれるに違いない。マライアの日常を追ったドキュメンタリー番組も好評なことだし、落ち込んでいる暇はないのかも!

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