アンバー・ハード、DV被害女性に向けてメッセージを発信pinterest
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女優アンバー・ハードがDVを受けていた過去について、改めて綴った公開状を雑誌<Porter>にて掲載した。DVが原因と言われた元夫ジョニー・デップとの離婚が成立したばかりのアンバー。「物言わぬ姉妹たちへ」と題された手紙で、自身の経験をほのめかしながらも、同じように被害を受けている女性たちをサポートする意思を表明している。

物言わぬ姉妹たちへ

あなたは1人じゃないわ。誰も見ていない家の中で、1人苦しみを味わっていたと思う。でも1人じゃないということを知ってほしい。あなたの他にもたくさん、同じように被害を受けている女性たちがいるの。1人じゃないからこそ強いのよ…私もそれを知って、やっと声を上げることができた

まずは、冷酷でツラい現実と向き合うこと…。女性が不当な仕打ちを受けていることを打ち明けたとき、何が待ち受けているか。助け、支え、リスペクトなどは期待できないわ。敵意や疑い、恥が待ち受けている。真実は無視され、何か企んでいるのではと疑われる。

誰も助けてはくれないんだ、と感じた。だから「被害者」であることを言えなくなったわ。でも約束するわ、あなたは1人じゃない。1人で苦しんでいる人がいたら言いたい、私たちがついてるって。

またマルチメディア企業<GirlGaze>の公共広告ビデオでも、本件について呼びかけをしていたよう。「DV被害者をなくしていくには、1人ひとりが声を上げていくことが鍵となる」と涙ながらに語った。

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元夫からのDV被害について、アンバーは金銭目的のでっち上げと言われたことも。その疑いの中、実際にはジョニーのDVやアルコール中毒があったことが発覚。その後、彼女は離婚で得た金銭をチャリティーに全額付与することに。

自分の経験から、同じように苦しんでいる女性たちを応援したいと語った彼女。これからも力強く進んでいってくれるに違いない。