週末に全米の話題をかっさらったのは、大盛況で幕を閉じたマドンナ主催のチャリティーイベント。2日(現地時間)から翌朝にかけて、参加費が5000ドル(約57万円)以上とも言われるチャリティーイベントをマイアミで開催したマドンナ。オークション形式だった同イベントには、レオナルド・ディカプリオ、アリアナ・グランデ、ジェームズ・コーデンなど多くのセレブが駆け付けたみたい。中でも注目を浴びたのは、前夫ショーン・ペンと、元恋人で元野球選手のアレックス・ロドリゲス。

このイベントの最大の目的は、アフリカのマラウイ共和国への寄付金集め。と言うのも、マドンナにはマラウイの養護施設から引き取った現在11歳になる息子デイビッド君おり、彼と彼の祖国のために何度もチャリティーイベントを行ってきたのだ。その想いは飾りではなく、孤児や子供たちの健康や教育をサポートする「レイジング・マラウイ」というNGO団体も立ち上げるほど。先週行われたこのイベントも、「レイジング・マラウイ」を通してのものだった。

オークションには、これまで公開されていなかったマドンナと元夫ショーン・ペンの結婚式の白黒写真3枚セットや、マドンナ私物の絵画、またレオナルド・ディカプリオの家で1週間滞在する権利などが出品。ツアーで着用した衣装を出品する際は、アリアナ・グランデがモデルとして登場するなど、A級セレブらしい豪華なイベントに! 他にも、オークションの最中に急遽"パフォーマンスで使用した椅子"をオークションにかける一幕も。

結婚式の写真は230,000ドル(約2600万円)で落札されたそうで、この日集まった資金は750万ドル(約85300万円)にも上った<AP通信>が伝えている。

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出品されたといわれている写真の1枚。

アリアナ・グランデがマドンナの衣装をモデルとして着用。

ステージでは一緒に踊っている姿もキャッチ。

男性の上でラップダンスを披露したり、突然テーブルの上で踊ってみせるなど、いつものクールな印象とは一転しサービス精神旺盛だったマドンナそれもこれもすべて愛息子と、彼の祖国のため。母の愛情って、深くて素晴らしい。

ピエロの格好でパフォーマンスを披露したマドンナ。

会場が一番沸いたのは、「ショーン・ペンをまだ愛している」と告白したこと! オークションの売り上げのためかもしれないけど、「ショーン・ペンが150,000ドル(約1700万円)以上の値がついたネックレスに入札すれば、再婚する」とも発表! ちなみに、ショーンはこの金額以上入札したものの、残念ながら落札はできなかったそう

ショーンに脚の間をくぐらせたり、セクシーに「YES」と言ってみたり、手錠をかけさせたり…。音楽も結婚式でおなじみの「結婚行進曲」を使って、盛り上げるために気合たっぷり。「シングルは大変よ、セックスもしばらくご無沙汰だわ」なんて発言も!

人口の半数以上が、15歳未満の子供だというマラウイ共和国。たった600ドル(約7万円)あれば子供を高校まで行かせられるし、2000ドル(約23万円)あれば大学まで通わせることができるという。また、病院に小児外科や集中治療室が足りないため、NGO団体の「レイジング・マラウイ」を通して設備完備も目指しているマドンナ。

30歳以上年下の新人女優とハワイでイチャついていたところを撮られた元夫ショーン・ペンとの再婚に踏み切るかどうかは置いておいて、息子のために、そしてその祖国のためにカラダを張って資金を集める姿はとっても立派!