今年の10月に「Good American」というデニムブランドを立ち上げたクロエ・カーダシアン。ブランドの特徴は、「様々な体型の女性に合い、着用したすべての人が綺麗に見える」というもの。このブランドを立ち上げることになったのは、彼女の個人的な経験が元になっているんだとか。

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昔からデニムが大好きだったクロエ。ダイエットに成功する前はアメリカ人の平均体型だった彼女だけど、それでもデニムショップでは彼女に合うサイズのものがなく苦い思いをしたと告白

「私がもう少し"大きかった"頃でも、自分ではセクシーだと思ってたし、ボディコンを着てジーンズを履くのが私らしいと感じてたわ。でも、姉(キムとコートニー)と高級デニムを買いに行くと、私のサイズを置いてないことが多かったの。店員に『これのウエスト31インチはありますか?』って聞くと『31…?(笑)。裏を見てきますね。すみません、置いていません』と言われることがほとんどだった。すごく細い姉たちとショッピングすることが恥ずかしくなったのよ。2人はどこでもショッピングができたけど、私にとっては合う洋服を探すのが大変だった。だから、ぽっちゃりしてた当時の私のために今は戦っているようなものなの。でもね、私は大きかった自分も細くなった自分も、どちらも大好きよ」

さらに、ブランドの目標は女性に自信を与えることだと話した

「ただ普通のデニムブランドを作るというのが目標ではなかったの。『女性を力づけ、壁を壊す』、そんなプロダクトを作りたかったの。昔の私は平均的なサイズだったし、自信もあった。"プラスサイズ"だとラベルをつけられてたけど、『馬鹿げてる! そんな言われ方はイヤだ、私はカーヴィーな体型なの!』と思ってたくらい。それなのに、ブティックに行ったり、デニムを買いに行くのが恥ずかしかったの。だから、ただのデニムじゃなくて、女性を楽しい気分にさせるものが作りたかった。女性が分離されられていることのに反対なの。『このサイズはお店の左側、このサイズはお店の右側』っていう風に分けられるのはイヤ。そういう私の思いを実現させて女性を支持するだけでなく、他のブランドにもインスパイアできればと思ってるわ

そんな強い思いを持って立ち上げたブランドのデニムは即完売。アメリカでは平均サイズが16なのに、多くのブランドは12までしか展開していないという。しかし、クロエの「Good American」は00から24まで展開しているから、有言実行とはこのこと。また、豊富なサイズだけでなく、細部までこだわり抜いたデニムの評判はかなり高いよう。

「常に女性を力づけ、勇気付けたいと思ってきた」というクロエ。「Good American」を通して、一歩その夢に向かって前進したみたい。