90年代に世界中の若者を虜にしたアメリカ発の青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書』で、主人公ブランドン・ウォルシュの妹・ブレンダ役をつとめて人気を集めた女優シャナン・ドハーティ(45歳)。
シャナンは2015年8月に乳がんであることを発表し治療を続けるも、今年8月にはリンパ節への転移が発覚。
米<People>によると、現在も闘病を続ける彼女が今日、初めて放射線治療に挑んだときの様子をインスタグラムで公開したもよう。
放射線治療初日。今にも逃げ出しそうな私の顔。放射線治療は恐ろしいわ。目に見えないレーザーを放つ機械が、自分の周りをぐるぐる回るのよ…そのうち慣れるとは思うけど、今はただ、嫌で仕方がない。
乳がんを公表してからおよそ1年半、SNSやメディアを通じて自身の闘病生活を発信し続けてきたシャナン。今年の7月には抗がん剤の副作用で髪が抜け落ちることへの対処として、自身の頭を丸刈りにする過程をアップ。
この大変な1日を乗り越えるのに手を貸してくれて、いつも私を支え愛してくれる3人へ。どうもありがとう。
また、後日には化学療法を受ける場面も公開。
つらい状況下にありながらも、前向きな姿勢で自身の闘病生活を公表し続ける彼女の強さは、家族やかけがえのない夫の存在によって支えられているよう。
夫はピンクのウィッグをつけた私も、つけていない私も両方愛してくれる。彼のいない人生なんて考えられないわ。がんは歓迎できるものではないけれど、私たちの結婚生活の絆を強いものにしてくれた。
また、彼女がこのように闘病生活を発信する理由の1つとして、他の女性たちを救いたいという思いもあるのだとか。
がんが転移したときのインタビューで、シャナンは「(がんを公表しなければ)私がある日スーパーから出てきた時とかに、私を目撃した人が『ちょっと、彼女どうしたの!?』って思うでしょ? それが嫌だったのよ。だから隠さずにいることが自分にとってベストだと思ったの。それに、こうすることによって誰か1人でも救うことができたら、『ああ、良かった』って思えるでしょ? たとえそれがたった1人でも、誰かのためになってるって事実が生きる力になるから」とコメント。
日本でもタレントの小林麻央さんが闘病生活をブログで綴り、乳がんへの意識が高まりつつある現在。早期発見できれば90%が治ると言われているため、セルフチェックや定期健診が何よりも重要。少しでも気になる点があったら、お医者さんに相談しましょう。日々の少しの心がけが、自分の未来を大きく変えるかもしれません。