昨年、コスメブランド<M.A.C>の「ビバグラム(リップスティック)」キャンペーンモデルを務めた女優兼歌手のマイリー・サイラス。ビバグラム・シリーズの全売り上げは、<M.A.C>が設立したエイズ募金に寄付されることになっており、マイリーがそれに賛同したことが、起用につながった。
彼女はインタビューでこう語った。
「私は普段あんまり宣伝とかしないの。何かを買って欲しいとファンに頼むことは好きじゃない。でも今回は全く嫌な気持ちにならない。だって素晴らしい活動だから。全売り上げが寄付されるのよ!」
マイリーのファンの多くが若者。彼女はインタビューの中で、その多くの若者に向けて、セックスに関する持論も公開。
「みんなもっとオープンになって。"セックスは悪いことだ、恥じるべきだ"とか言われている若者が多いと思う。でも、そうじゃない。"セックスをするときは、ちゃんとコンドームを使う"と認識することが大切なの」
セックスについて話さないから、自分の身を守れない人が多いのだとマイリーは言う。セックスに対する恥じらいや、後ろめたさを無くすには、まず会話から始めるべきだそう。オープンに話すことが、不必要な恥じらいを無くす第一歩、ということだろう。
最後に、彼女はLGBTを支援するロサンゼルスの青年センターを称賛。
「センターにはボウル一杯のコンドームが置いてあるのよ。当たり前のようにね」
マイリーの後任となる2016年のビバグラムの広告塔は、日本でも人気上昇中のアリアナ・グランデが務めている。
※この翻訳は、抄訳です。