9月に俳優トーマス・サドスキー(40歳)との婚約を発表したばかりのアマンダ・セイフライド(30歳)。

公私ともに絶好調かと思われた彼女が、昨日(18日)にリリースされた女性誌『allure』で、強迫性障害を患っていることを告白したそう。

強迫性障害とは、自分の意志に反して不安や不快なイメージが繰り返し浮かび、それを打ち消そうとして無意味な行為を繰り返してしまう病気のこと。

「レクサプロ(抗うつ剤の一種)を服用してるの。今後も飲み続けることになるわ」と語ったアマンダ。彼女はかれこれ11年、薬を飲み続けてきたのだとか。「私が飲んでいるのは最低用量で、やめる必要もないと思ってる。たとえ気休め程度だとしても、(やめることによって生じる)リスクを冒したくないのよ」

うつ病をはじめとした精神の不調を訴える人は近年増加傾向にあるものの、まだまだ周囲からの理解を得ることが難しく、オープンにしづらい風潮があるのも事実。アマンダは、続けてこのようにコメント。

「(みんな)いったい何と闘っているの? 薬を使うことを恥だと感じるから? (精神疾患も)他の病気と同じようにもっと深刻にとらえられるべきよ。治せるものなら、治療しなくちゃ

自身の病気に気づく前は、ひどい不安症状に苛まれていたという彼女。

「最初は脳に腫瘍があるのかと思ったの。MRI(脳の検査)も受けたわ。そしたら先生から、精神科に診てもらうよう勧められたの。今は歳を重ねたし、強迫観念や恐怖心もかなり減らすことができてるわ。私の中に芽生える恐怖が"現実のものではない"と知ったことが、大きな助けになったの」

先日はセレーナ・ゴメスが精神面の不調を公表し、リハビリ施設に入ったことが報じられたばかり。

セレーナやアマンダのように、病気についてオープンに語るセレブたちの勇気ある言動が、1人でも多くの人にとって病気と向き合うきっかけに繋がりますように。