キャサリン妃の妹がハッキングの被害にpinterest
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近年セレブの持つクラウドへのハッキング事件が多発している。女優のジェニファー・ローレンスやモデルのケイト・アプトン、歌手のリアーナやお騒がせセレブのキム・カーダシアンもその被害者。そして先週末、キャサリン妃の妹ピッパ・ミドルトンまでもハッキングの被害にあった

iCloudから盗まれた写真の数は3000枚にも及ぶそうで、中にはピッパがウェディングドレスを試着している姿や、婚約者のヌード写真、キャサリン妃、ジョージ王子やシャーロット王女のプライベート写真などが含まれていたそう。

ハッカーがThe Sun』と『Daily Mail』宛に複数の写真をチャットアプリで送信し、5万ポンド(約660万円)を要求したことから、ハッキングが発覚。両新聞社は買取を拒否し、警察へ通報しピッパ本人にも知らされたという。

ハッカーとみられる、イギリス、ノーサンプトン出身の35歳の男は24日に拘束されたが、翌日には保釈されていて、調査が続けられる11月頃まで保釈されている予定なのだとか。

これには、警察だけではなく、裁判所も動き、ピッパの弁護士は28日に英高等法院に訴え、写真の出版禁止命令を勝ち取った。しかし、弁護人はインターネットで流出する可能性を懸念している。

「写真は出版されておりませんし、ピッパへハッキングを知らせてくれたのも新聞社でした。私たちは新聞に掲載されることを心配しているのではありません。問題はネットを悪用する人たちなのです」

これまでにハッキングされたセレブの写真の多くはネットで出回ってしまっている。ピッパの写真は流出しなければいいけど…。