「私はこれでいいのか?」常に悩むと泣きながら告白 ジェニファー・アニストンpinterest
Getty Images

今年もイタリア、ジッフォーニで「ジッフォーニ映画祭」が開催された。この映画祭、ヨーロッパ最大の子供やティーンエイジャーのためのもの。子供たちは受賞作品を投票で決めることができるだけでなく、映画制作などについても学べる。また、毎年多数の著名人がゲストで訪れ、今年のゲストの1人だったジェニファー・アニストンがある女の子からの質問に涙を浮かべた。

朝起きて、自分が誰だか分からないと感じることはありますか?

ジェニファーは涙を流してから答えた。

「はい、何度もありました。この会場にいる全員の指で数えても足りないくらいの数あったわ。ウエィトレス、パン職人、学生… 何であれ、我々はみんな1人の人間なんです。1日を終える頃、壁にぶち当たって、『もうこれ以上できない、もう耐えられない、私はこれでいいの? やっていけるのかしら』って思うときがある。でもそんなときはただ、"奇跡的に"乗り越えるしかないの。『大丈夫、私にはできる』って言い聞かせるのよ。

私たち俳優、アイドル、憧れの人と言われる人だってみんな同じ経験をしています。何度もね。私たちはあなたたちと何も変わらない。だって、私たちも何もないところからスタートしてるの。生まれたときは"ウブな、空っぽの容器"だったんだから。

だから、自分が誰だか分からなくなったときは、自分を懲らしめないで。周りの人と話して、助けを求めて。自分に刺激を与えてくれる何かを見つけてほしい

途中何度も涙をぬぐいながら話したジェニファー。これまでにもメディアや女性フェミニズムに関しても正直に話してきたジェニファー。

泣き出した理由は共感したからなのか、今苦しい時期なのか、分からない…。でも今回も胸の内を明かすことで、世界中にいる子供たちやティーンエイジャーの苦しみを少しでも軽減できればと願ったにちがいない。ジェニファーの言葉に共感して、救われた人は大勢いるはず。

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
 thumnail
Watch onWatch on YouTube