コスモポリタン アメリカ版がニューヨークに住むパパラッチにインタビュー。彼の名はジャスティン・ステフマン。セレブのゴシップやパパラッチ写真を取り扱うサイト<Stupid Famous People>を立ち上げた人物でもある。そんなジャスティンが「セレブ界の裏側」を思いっきり暴露した。

セレブがやらせ写真を撮る理由は?

一番の大きな理由はお金。あとはイメージをコントロールするため」。

具体的にどういうときに撮るのかというと…。

商品の宣伝をしてお金をもらうことがある。商品は新しい携帯電話から食べ物や美容製品まで。もしくはあるお店の宣伝のため、そこでショッピングさせることも。こういうやらせ写真を撮る専門の写真家を斡旋する会社も存在するんだ。自然に見えても、実際は写真家とセレブが裏で組んでいて、セレブは大金を手に入れる。タブロイド紙やブログの読者はまったく気付かないよ。

もう1つの大きな目的はイメージのコントロール。セレブの中にはパパラッチを毛嫌いしている人がいる。イメージが大切なセレブにとって、写りの悪い写真は致命的だから。例えばブレイク・ライブリーとライアン・レイノルズはパパラッチを避けて下を向く。でも雑誌に笑顔の写真が度々登場するのは、やらせ写真だから。あとは何かのプロモーション中かな。

他にもみんなが欲している写真があるときはやらせ写真を撮るよ。グウィネス・パルトローとクリス・マーティンの娘が生まれたとき、2人はニューヨークの悪名高いパパラッチと組んだ。初めて公開されるスナップ写真を隠し撮り写真風に撮らせて、有名雑誌に売った。噂では100万ドル(約1億円)にもなったらしい。パパラッチは分け前をもらい、残りは全部夫婦が持って帰ったんだ」

"個人的パパラッチ"の存在

「キム・カーダシアンも、常に偽パパラッチ写真を公開する1人。キムにはお抱えのパパラッチがいて、こまめに連絡を取っている。彼は世界中どこでも、キムに言われた場所に飛んでいく。キムは撮影した写真1枚1枚をチェックしてから売る。ビーチで撮影した写真は、必ずフォトショップされているよ」

やらせの"スクープ写真"の買値は?

「豪華な家の頭金にはなるよ」

あなたはやらせ写真を撮影したことある?

「あるよ。1番印象に残っているのは数年前、女優アマンダ・バインズが精神的に不安定だったころに撮った写真。歩道で撮影したよ。彼女はいつもブサイクに写った写真ばかり雑誌が採用するからもっと美しく写りたいって言ってた。撮影後、気に入らない写真を本人がその場で削除し、残りは雑誌に売った。数日後、アマンダが主催するパーティで、新たなやらせ写真を撮ってほしいと頼まれた。そのときの写真は雑誌の表紙を飾ったけど、記事の中身は当時の彼女の不健康な生活についてだったんだ。真実だったんだけど、写真が完全に裏目に出てしまったよ」

やらせ写真と本物を見分ける方法は?

「プロが見たらすぐに分かる。間抜けな写真なんだ。あとは、新しいビッグニュースかな。それは疑わざるを得ない」

これが本当だとしたら…疑いの目を持ってゴシップ写真を見なければ!

※この翻訳は、抄訳です