ジョナス・ブラザースで大スターになり、現在はソロ活動をしているニック・ジョナス(23歳)。そんなニックが『ザ・トゥナイトショー・スターリング・ジミー・ファロン』に出演。2年前に経験した大失敗を告白した。

ある日、友人の妻に「マリファナのロリポップがあるんだけど、どう?」と勧められたそう。普段は絶対にしないらしいが、この日は軽い感じで試してしまったそう。

「その日はすごく楽しめて、何事もなく夜は寝たんだ」

しかし、問題は翌日に起こった。

「翌朝起きたら、世界がスローに動いていた。パニックになった。だってその日は『ヤング・ハリウッド・アワード』に出席しなければならなかったから。しかもプレゼンターとして。もう少し寝たら良くなるかもと思って、数時間寝てから、シャワーを浴びてたら、『お前の人生は終わった、もう死ぬ』って頭の声が聞こえた!」

ニックは、家にいた彼女に助けを求めパンやコーヒーをもらったそう。その後真っ赤なスーツを選び、車に乗り込んだ。集中し、少し気分が良くなり安心と思いきや…"NARB"が起こった」

ニックいわく、NARBとは「non-apparent-reason boner」で、意味は「特に理由のない勃起」

司会者のジミー・ファロンはこの略語をメモし、バンドが演奏し始め、観客は大笑い。

さらにニックはこう続けた。「もうどうしたらいいか分からなかった。だから、レッドカーペットでずっとこう隠していたんだ」。

再現がこちら。

ニック・ジョナス NARB ジミー・ファロン
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実際の写真がこれ。

ニック・ジョナス ヤング・ハリウッド・アワード NARB ジミー・ファロン
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この話にはまだ続きがあった。

「それだけじゃないんだ! プレゼンターとしてステージに向かっていたときにアンセル・エルゴートとすれ違った。彼はすごく背が高くて、僕は低い。だから最高に面白いジョークを言えると思いながら、ステージに上がった。そしたら20秒くらい黙り込んで、ただ周りを見渡してしまった。それからマイクを持ち上げ、台本になかったジョークを言ったんだ。『アンセルのように悩んでみたいけど、できない。なぜなら僕はひくい』とね」

アンセルは映画『きっと、星のせいじゃない。』のオーガスタスを演じた俳優。彼にはマイクが低すぎ、マイクをスタンドごと持ち上げて喋っていたことから、このジョークを考えたよう。

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
Ansel Elgort Young Hollywood Awards
Ansel Elgort Young Hollywood Awards thumnail
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ジョークの内容よりも、マリファナのせいでロボットのように不自然に動き、ろれつが回らなくなってしまっていたのは明らか。

その当時の映像は3:03から。

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Nick Jonas Explains His NARB at the Young Hollywood Awards
Nick Jonas Explains His NARB at the Young Hollywood Awards thumnail
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司会のジミーも大笑い。ニックはその後ステージから降り、マネージャーに「気付かれたかな?」と聞いたら「確実にバレてる」と言われたそう。

ちなみに、アメリカではマリファナが州によっては合法。マリファナ入りの食べ物も出回っているため、学生など若い人たちでも試したことがある人が多いよう。

それにしても、アワードショーでやっちゃったニックの失敗談はおバカすぎて笑える。まさか本人もプレゼンターなのに、ハメを外すとは思っていなかったでしょうね。