プエルトリコ人の両親を持つシカゴ出身の女優、ジーナ・ロドリゲス。
"キリスト系の処女が誤って人工授精させられる"というコメディドラマ『ジェーン・ザ・ヴァージン』の主演で知られている。2015年には同作品でゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞した、今大注目のラテン系演技派女優なのだ。
そんな彼女が今、「女子高生に、パーティーで着ていたドレスを本当に貸した」と話題になっている。
発端は、アメリカに住む女子高生が、ジーナに「あなたのゴールデングローブのドレスをプロムに着ていきたい」とツイートしたことにある。
ちなみにプロムとは卒業パーティーのこと。女性はおもいっきりドレスアップし男性はタキシードを着用するのが定番。リムジンで会場へ向かうこともあり、高校生にとっては一大イベント。
…すると、ジーナは女子高生に返信!
「どこに住んでるの? 去年のゴールデングローブで着たドレスなら持ってるわ。ぜひ実現させましょう」
昨年のゴールデングローブとは、ジーナが主演女優賞を獲得した2015年のこと。
もちろん驚いた女子高生は、びっくりした絵文字と共に返信。
女子高生ジェシカ・カサノバ「(ウソでしょ!)ニューヨークのバッファロー」
その後もこのようにやり取りは続いた。
ジーナ「どのドレスのことか分かる?」
別のファン「これでしょ?」
ジーナ「そうよ」
女子高生「それを着られるなら光栄です。ステキなドレス♡」
ジーナ「ぜひ話しましょう。連絡するわ」
え、まさかの展開…! プロムのドレスを憧れのセレブが貸してくれるなんて、なんとも粋な計らい。
ここから直接やりとりをし、女子高生はドレスを貸してもらえたそう。こちらが実際、ジェシカが着用したときの写真。
その後もやり取りは続き、女子高生は写真と共に「完璧」とツイート。彼女にとって、忘れられないプロムになったはず。
ジーナ「本当、完璧」
また、別のファンはこのドレスを、映画『旅するジーンズと16歳の夏』のように、ドレスを"友情の証"として送り合うことを提案。
それに対し、ジーナは「私もその話をしていたところなの!」と返信。
さらには、10月の卒業式で着たいという女性にも「どこに住んでるの?」と返したみたい。
ファンとの交流を大切にするジーナだからこそ、ステキなストーリーを作ることができたのかも。
本当に映画のようにこのドレスは旅を続けるのか? これからもジーナのtwitterに大注目。