世の中にはいろんな仕事や可能性があるもの。日本でも学業に専念し、新たな夢に向かって進むために芸能界から去る人が少なくないけれど、それは海外でも同じのよう。

コスモポリタン イギリス版が集めた、"元有名人"7人の転身エピソードを紹介!

1.フレディ・プリンゼ・Jr.

現在:シェフ

あの人がシェフ!?俳優をやめた7人の「その後」
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妻で女優のサラ・ミシェル・ゲラーと出会った映画『ラストサマー』(97年)や、青春映画『シーズ・オール・ザット』(99年)で注目を集めてから、何度か仕事を変えてきたフレディ。

プロレスの大ファンでもある彼は、米プロレス団体WWEのディレクターやプロデューサーとしての活躍を経て、今年2016年には初の料理本『バック・トゥ・ザ・キッチン(訳:台所へ戻ろう)』を出版! 食べ物が大好きだというフレディ。本の中では、おいしくて簡単に実践できる料理のレシピ(と自身の実話)が75種類も紹介されているそう。

ちなみに彼のInstagramにある肩書きは「シェフ、ジェダイ(!)、父親」。

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「このエンチラーダ(トルティーヤに具材を詰めたメキシコ料理)、気に入った? <Amazon>では僕の料理本の予約注文を受け付けてるよ! 料理だけでなく、僕の40年分のストーリーも入ってるんだ!」

2.映画『シャイニング』の子役(ダニー・ロイド)

現在:生物学の教授

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ジャック・ニコルソンの怪演で話題となったホラー映画『シャイニング』(スタンリー・キューブリック監督、1980年)で、ジャックの息子を演じていたのがダニー・ロイド。当時6歳だった彼は、ホラー映画ではなく「ホテル暮らしをする家族の映画」に出演していると思っていたらしい。もっとも映画の中では、ジャック演じる父親に殺されそうになるんだけど、そんな経験をしたら誰だって役者を辞めたくなる!?

それから37年後、2007年にダニーは米ケンタッキー州エリザベスタウンのコミュニティ・カレッジで、生物学の教授として教壇に立つことになったのだとか。

3.ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のジョフリー王

現在:学生(?)

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自身演じるジョフリー王の出番が、ドラマのシーズン3で終了したと同時に、俳優としてのキャリアにも幕を下ろしたジャック・グリーソン。アイルランド出身で、8歳から子役として活動していた彼は、このドラマで大ブレイクしたのち、演技の世界から身を引くことにしたのだとか。

英『インディペンデント』紙のインタビューでは「(演技が)前ほど楽しいと思わなくなった。今では演技で生活できるようになったけれど、それまでは仲間たちとのレクリエーションとしてやっていたんだ。それか夏休みの楽しみとしてね。楽しかったよ。だけど特定の何かを職業にすると、それとの関係が変わってしまう。(俳優が)嫌になったわけじゃないんだ。ただ、自分がやりたいことではないってだけ」と語っていた。

現在ロンドン在住の彼は、「自分の幸せのために、大金の小切手なんて必要ない。世間知らずの発言に聞こえるかもしれないけれど、それが僕の考えなんだ」とも。インタビュー当時は学校に通うと話していたけれど、その後、「考えを変えた」という発言もしていたそう。

4.映画『グーニーズ』のチャンク

現在:弁護士

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1985年の映画『グーニーズ』で、食いしん坊の少年チャンクを演じたジェフ・コーエン。彼はその後、同作で共演したジョシュ・ブローリン(映画『ノーカントリー』)やコリー・フェルドマン(映画『スタンド・バイ・ミー』)とは異なり、法曹界へ! 今では仲間と法律事務所を設立したほか、メディア系サイト<Hollywood Reporter>が選ぶ、"ハリウッドの35歳以下のイケてるエグゼクティブ35人"にも選ばれたのだとか。見事なキャリア・チェンジでしょ?

5.ジョナス・ブラザーズの長男ケビン・ジョナス(写真左)

現在:アプリ制作の企業家

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弟のジョーやニックとの兄弟バンド"ジョナス・ブラザーズ"のメンバーとして、アメリカ中の女子を夢中にさせたケビン。バンドが2013年に解散後、兄弟はそれぞれの道を歩んでいるのだけど、長男のケビンは2014年にアプリ"Yood"を立ち上げ。これは位置情報をベースにしたアプリで、ユーザーの近くにある評判のレストランの電話番号と場所を教えてくれるのだとか。

14年にはほかにも、米リアリティ番組『リアル・ハウスワイブズ・オブ・ニュージャージー(原題)』に、業者としてカメオ出演していたらしい。

6.映画『ヘアスプレー』のトレーシー・ターンブラッド

現在:メイクアップ・アーティスト

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ミシェル・ファイファーやクリストファー・ウォーケン、ジェームズ・マースデンらが出演し、ジョン・トラヴォルタの女装も話題を集めた2007年の映画『ヘアスプレー』。同作で主人公トレーシーを演じていたニッキー・ブロンスキーは、女優のキャリアが低迷したこともあって、生活のためにサロンで働き始めたそう。

2011年に、Twitterで「私がメイクアップ・アーティストとして、サロンで働いているのは本当よ。仕事をして、日々の支払いをしてることを誇らしく思うわ。だけど自分の夢を見失ったわけじゃないの」とツイートしていたニッキー。いつかまた彼女の姿を、スクリーンで見られる日がやってくるかも?

7.映画『夢のチョコレート工場』のチャーリー

現在の肩書:獣医

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1971年の映画『夢のチョコレート工場』(ジョニー・デップ主演『チャーリーとチョコレート工場』(2005年)とは原作が同じ)で、チャーリー少年を演じたピーター・オストラム。だけど俳優としての活動はそれだけで、今では米NY州で動物のお医者さんをしているのだとか。プライベートでは結婚して2人の子供の父親だというピーター。英『ミラー』紙のインタビューによると、映画自体はさほど話題にもならず、盛大なイベントもほとんどなかったんだって!

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Captain & Me, Inc.

COSMOPOLITAN UK