時代がどれだけ変わっても、女性にとって妊娠・出産は人生のビッグイベントのひとつ。日本では先ごろ、女優、山口智子の「産まない人生」が話題を集めたけれど、海外ではアンジェリーナ・ジョリーの発言が注目を浴びているらしい。

コスモポリタン アメリカ版によると、アンジーはAP通信のインタビューで、「不思議な感じ。子供が欲しいなんて思ったことなどなかったから。妊娠したくなかったの。子供の面倒もみたことがなかったしね。母親としての自分なんて、想像したこともなかった」とコメント。

だけどそんな彼女を変えたのが、2000年に映画『トゥームレイダー』の撮影でカンボジアの地を踏んだこと。「カンボジアを初めて訪れたことが、自分のものの見方を変えた。学校では教わらなかった歴史や、理解する必要のある生活がたくさんあるってことに気付いたの。おかげでとても謙虚な気持ちになった」という。

アンジーはその後、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の親善大使としてカンボジアを再度訪問。現地の学校で子供たちと遊んでいたとき、「自分の息子がこの国のどこかにいる」と確信したのだとか。

そして2年後の2002年、長男のマドックス君を養子に迎えたアンジー。当時の夫で俳優のビリー・ボブ・ソーントンとは翌03年に離婚したが、05年あたりからは映画『Mr.&Mrs.スミス』で共演したブラッド・ピットと交際するように。同年にはエチオピアの女の子ザハラちゃんを養子に迎え、06年にはブラッドとの実子シャイロちゃんが誕生した。さらに07年にベトナムの男の子、パックス君と養子縁組し、08年には再びブラッドとの間に男女の双子、ノックス君ヴィヴィアンちゃんをもうけた。今では女優/慈善活動家/映画監督に加え、6人の子供の母親としても忙しい日々を送っている。

女性の選択肢が広がった今、子供を持つかどうかにはさまざまな意見や考え方があるけれど、アンジーの発言を聞いて改めて感じるのは、「人生、何が起こるかわからない」ってこと!

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Captain & Me, Inc.

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