ドラマ主題歌でも話題!歌姫シェネルが語る「今の私」

声を失くしかけて歌手人生が開けた!?ポジティブかつ感受性豊かなシェネルの素顔に迫る

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2007年に「ラブ・ウィズ・DJ」で世界デビューし、今年10周年を迎える"ラブソング・プリンセス"シェネル。「ベイビー・アイラブユー」のカバーや、映画『BRAVE HEARTS 海猿』の主題歌「ビリーヴ」など多くのバラードソングで知られている。最近はドラマの主題歌となった「Destiny」が大ヒット。今までとは違う彼女を見せているという新アルバムや、インターナショナルな家庭で育った過去、また恋愛について、コスモポリタンが独占インタビューを敢行!

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今月6月14日に発売されたアルバム『Destiny』にも収録されている「Destiny」。ミュージックビデオは夫でダンサー兼振付師のG.マディソンがクリエイティブ・ディレクターを務めた。

育った環境について

―今回の来日はどれくらい滞在するの?

昨日(12日)到着したばかりで、25日までよ!

―シェネルが共同経営しているレストラン「Crabby Shack」のイベントで先月も来日してたよね?

そうなの! 一度ロサンゼルスに帰って、また戻ってきたのよ。再来日の直前にロスでアルバム「Destiny」に収録されている「Love Sick」のミュージックビデオを撮影してきたの。日本語と英語の両方で撮影したから、出来上がりが楽しみ!

―インドとオランダ系スリランカ民族のハーフのお母さんと、中国&インドネシアのハーフであるお父さんの間に生まれたシェネル。さらに、マレーシアに生まれて10歳でオーストラリアに移住するというグローバルな環境で育ったことで、自分の人生どんな影響があったと思う?

典型的な家族ではなかったわね。例えば父は、インドとオランダ系のハーフの女性と結婚することを中国の家族に反対されていたの。だからふたりは、結婚したことですでに"社会のルール"を破っていたということ。そういう意味では、私には自然と"ルールを破っても上手くいく"、という考えが植えつけられたのよ。みんなと同じじゃなくてもいいんだとね。

それにオーストラリアに移住したことで、保守的な世界から出ることを学んだわ。あと、反抗することもね! もちろん良い点と悪い点があるけど…(笑)。でも結果は良かったわ。冒険することを知ってオープンな性格になったから。

―「反抗」ってどんなこと?

例えば友達の家に泊まると両親に嘘をついて実はクラブにいたとか。酔って帰ったら母がずっと起きて待っててくれたこともある。もし私が母親だったらきっと殴ってるわ(笑)。母に大変な思いをさせたことは反省してる。特に父があまり家にいなかったから(父はマレーシアで仕事していたため、オーストラリアと行き来をしていた)。

でも最もひどかったのは、パーティしすぎて、声帯を痛めてひどい声帯結節になりかけたことがあったの。医師に1ヶ月間歌うことはもちろん、小声で話すことも禁止されたのよ。その1ヶ月で人生が変わったわ。「もし完全に声をなくしてしまったらどうしよう」って考えさせられたことで、自分の本当にやりたいことに気付けたの。その"アハ体験"があったから、絶対にプロの歌手になろうと本気で思えたわ。そのあとはスタジオにこもる日々。

私の音楽のインスピレーション源のひとつにクラブがあるから、たまに遊びにいくことはあったけど、以前のようにハードなクラブ通いはしなくなったわ。そしたらソングライターとしての契約を得て、その直後にMyspace(※音楽中心のSNS)スカウトされてニューヨークで歌手の契約するまでに至ったの。

―アイデンティティの葛藤はありましたか?

もちろん! ちょっと恥ずかしいんだけど、デビューの契約が決まったとき、私は「ラブ・ウィズ・DJ」をシングルにしたいとは思わなかった。周囲が絶対にヒットすると張り切ってたから、私は流れに任せただけ。

それに当時の私のデモはカリビアンソングばかりでカリビアなまりだったの。スカウトされた時期は、自分自身が誰なのか、どんな音楽を作りたいのか、何が好きなのか、いろいろと迷っていた時期だったのよね。まだ自分が分かっていなかったの。

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だけど、ここ5年間は日本でキャリアを成長させたことで、自分自身が本当はどんな人物なのか、どんな音楽に夢中なのか理解できたわ。

日本でも大ヒットを飛ばしたデビュー曲「ラブ・ウィズ・DJ」。

仕事について

―シェネルの仕事に対する信念は?

とにかく一生懸命になること。それは苦労や無理をするという意味ではなく、例えばスタジオにいるときは最もプロダクティブで有意義な時間を過ごせる状態であり続ける。全力で集中して、熱心に取り組む。スタジオで音楽を作っているときやミュージックビデオを撮影しているとき、どんな衣装にするか考えている時やツアーの準備中、それにバンドリハーサルをする時など、仕事は120パーセント集中する。

今、私がいる世界は本当に楽しいの。こんな風に精一杯120パーセント集中できるのだから、私は音楽が本当に好きなのよね。だってワークアウトも好きだけど、カラダに悪いものをつい食べちゃうこともあるから。もしフィットネスも音楽と同じくらい好きで120パーセントの力を入れられるのであれば、絶対に毎日完璧にワークアウトしてるもの(笑)

意外と知らないシェネルのこと

―いけないとは思いつつ、つい食べてしまうものは?

チョコレートよ!

―どんなことにイライラする?

うるさいバイクやスポーツカーが大嫌い! 例えインタビュー中だとしても、外でそんなバイクが走ってたら、心が完全に乱れて集中できなくなるわ。

―どんな性格?

チャレンジが好き。それに、何にでも熱心。賞をもらっても、自分が熱心に取り組んでいなければ、素直に喜べない性格なの。ジムでのワークアウト、歌を作ったりプロモーションするときも精一杯頑張る。これは父の影響だと思う。父は何に対しても熱心だったし、頑張れば頑張るほど報酬は気持ち良く受け取れると言ってたわ。

美容と健康について

ー美しさをキープする方法は

毎日パーフェクトに着飾ってるわけじゃないことは知っておいてほしいわ。誰にだってあるでしょ、そういう時って。ワークアウトは日課になりつつあって、週5~6日は欠かさないわ。1日大体2時間くらいジムで過ごすのよ。今朝も4時に起きて、6時にはジムへ行って2時間ほどカラダを動かしたわ! 自分でこのライフスタイルを築いてからというもの、ずっと欠かさず続けてるわ。ワークアウトするとスタミナがつくし、パフォーマンスにも好影響なのよ。あと自信もつくしね! そして自信がつくと、健康的なマインドでいられる。何かひとつに集中して熱心に続けるという、忍耐強さを学べるのもワークアウトの良いところね。仕事でも、恋愛や夫婦関係でも、何にでも必要なスキルでしょ?

―どのようなワークアウトをするの?

ジムはもちろんだけど、ホットヨガもするわ。あとサイクリングも始めたから、「SoulCycle」にも行ってるの。音楽に乗りながら自転車を漕ぐのって楽しいでしょ! すっごくお気に入り♡

―美容で気をつけていることは?

できるだけ自然なものを使うようにしてる。肌の保湿もいろいろな成分が入っているものじゃなくて、例えばヒアルロン酸ならヒアルロン酸だけのものを使う。あと、アルガンオイルもよく使うわ。それとアルコールフリーのものね。

クレンジングは水ベースの「ビフェスタ」を使うわ。日本や韓国の美容製品はあまりアルコールが入っていないから気に入ってるの。洗顔は「セタフィル」。私は高価なものはあまり使わないけど、美容には気をつかってる。

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日焼け止めと、健康的な食事も大切よね。私は太陽が大好きだから難しいけど、できるだけ直射日光を浴びないようにしているわ。それに睡眠は大切。あと、サプリの摂りすぎはよくないけど、少しだけ摂るわ。私は年齢を重ねるほど食べ物には気をつかうようになったと思う。

―内面を磨くことも美容につながるそう。

昔から自己啓発本が好きなの。学び続けたいし、新たな考えを受け入れるオープンな気持ちを持ち続けることで若さを保てると思うの。全てを知ったと考え出したら、年をとる一方だと思うのよね。

結婚や恋愛観について

―20133月に結婚したシェネル。結婚当初と変わったことはある?

あるわよ。誰でも新婚の頃はラブラブで、「運命の人を見つけた」ってウキウキしているでしょ? 「セックスもしょっちゅうして、本当に幸せ!」って感じじゃない? 今はそのフェーズを越えて、お互いのことを学び直している時期かしら。人って常に変化するものだから、そういうことってあるのよ。「あれ? 昔それ苦手だったよね? 今は大好物なの!?」とかって(笑)。

そういう意味で関係は変化していくものだけど、私たちは強い絆で結ばれてるわ。と言っても、常に順調なのではなく、本当にどうすればいいのか分からなくなって、「もうおしまいかしら」って思うこともある。だけど、ふたりとも強くてしっかりしているから、自分たちの不安定な気持ちを乗り越えると、互いの元に戻るの。私はそんな関係を誇りに思ってるわ。人生を共に過ごす、すごくいいパートナーを見つけたと思うし、彼の子どもを産みたいとも思う。

でも私たちはまだ4年だからからね! 結婚して10年になる友人に夫とのことを話すと、「まだまだよ、そんなこと大したことはない」と言われることもあるから。結婚って本当に大変なのよね。だから、どれだけ努力できるか、どれだけ努力する甲斐があるかが鍵だわ。「この結婚に努力をする価値はあるか」考えることもあるけど、答えは「イエス」よ。"7 year itch=結婚7年目の浮気"もあるって聞くけど、そんなものに負けないように頑張るわ!

2011年発売のアルバム『ラブ・ソングス』に収録された、TEEの「ベイビー・アイラブユー」の英語カバー。

―男性を魅了するテクニックを教えて!

ちょっと変わってるのかも…。だって私の場合、気になる男性に甘い声を出したりしないの。むしろ強いところを見せて、気まずくするのよ。相手がそれに怖気なかったらいいわね。デートだって、おごられたくないから自分のお財布を出すし。自立してる自分が好きなのよ。

でも実は、結婚してから少し変わったの。だって、男の人って「自分が男だ」ってアピールしたい節があるでしょ? 前に一度、夫に「僕にも何かさせてよ…」って言われたことがあるの。それで気づいたの。頼りになるところを見せたい時もあるんだな、って。だから、「ベイビー、よくできてたわ。よかったよ」って褒めるようにしてるわ。大喜びするのよ。

「強さ」とは

―強くて美しい女性を体現しているシェネル。その強さはどこから生まれるの?

多分、弱い部分を見せることが怖くないからこそ強いんだと思う。嫌なことや悲しいことがあれば、はっきりと言う。私は音楽を通して人をインスパイアしたいと考えてる。だけど、私が常にポジティブで元気にみんなを引っ張っていくのは無理なの。「時々自分でも何がしたいのか、何をすればいいのか分からない時がある。自分がブサイクだと感じる日だってある」ってオープンにできること、そしてどうやってそういうネガティブな状態だか脱出するのかを見せることも大事なのよね。そういうことで強くなれるんだと思うわ。

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それに、私はギブアップしないの。友達によく「シェネルは本当諦めないね」って言われる。諦めなければ必ず新しいことが見えると信じてるの。それがモチベーションにも繋がるわ。

―そのモチベーションはどうやって保つの?

そうね、…結果かな。例えばジムに通い始めて1ヶ月すると最高の腹筋になってる。その努力の結果が目に見えると、やる気が出るの。あとは音楽。私は自分の作っている音楽に自信を持っているから、それを広めたいという想いもモチベーションにつながる。

それに夫、母や父の存在もモチベーションになるわ。父は昔、夢を諦めなくちゃならなかったことがあって。コンテストに出ようとしたけど、家族に反対されちゃったのよ。そうして父の夢は奪われたわ。でもその出来事が、反面教師的に私を奮い立たせるの。私の夢は誰にも奪わせないって。生きていると、絶対に反対する人や傷つけようとする人は出てくるわ。例えば、彼女や妻に「君が忙しすぎるから全然会えない。やめてほしい」って文句を言う男性もいるでしょ? それを聞き入れてしまうとチャンスを逃すかもしれない。そんな風に言わずに支えてくれる夫に感謝しているし、とっても愛してるわ!

「Destiny」のメイキングビデオ。夫婦で協力しミュージックビデオを作り上げている姿は素敵♡

614日に発売されたアルバム「Destiny」について

―アルバムについて教えてください。

このアルバムは特別よ。私の色々な要素が詰まってると思うの。実際に経験したことにインスパイアされて書いた歌、また私の言葉や想像も詰まってる。それに、J-POPらしくない日本語詞の歌も歌ってるわ。「Heartburn」、「Love Sick」、「 Love You Like Me」は日本でよく聴く歌とは違うと思うの。切ない歌に聴き慣れている人にとっては特に新しい音楽だと思う。サウンドも新しいわ。

このアルバムに収録されている多くの歌は私そのものなの。だから、みんなとシェアできるのが楽しみだし、早く聴いてしてほしいな。それに、今までは私がファンへ歌を贈るだけの、一方通行の想いだったと思うの。だけど、このアルバムは初めて受け手も反応して気持ちを私に返せるアルバムだと思ってる。あとね、実はこのアルバムの次がまだあるの。でもそれはお楽しみにとっておくわね。


どの質問にも、多くのエピソードを絡めて答えてくれたシェネル。「恥ずかしいんだけど」と言いながらも赤裸々にその人生を語ってくれた彼女の姿は、「人間は完璧じゃないけれど、弱さを見せる強さもある」ということを感じさせてくれる。甘く切ない恋愛ソングを多く輩出してきたシェネルだけど、新作アルバムではドラマチックな歌も多数披露。「Destiny」を聴けば、きっと彼女の新たな一面に触れることができるはず!


Destiny

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