2013年から<Netflix>で配信開始となり、女子刑務所の中で繰り広げられるリアルな人間模様が話題を呼んでいるドラマ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』

本作にシーズン3から登場するステラ・カーリン役を演じ、その中性的な魅力で女子たちをノックアウトしまくっている注目女優、ルビー・ローズ(30歳)が、このたびコスモポリタン アメリカ版 3月号の表紙に初登場!

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作品の中でのステラと同じく、私生活でもレズビアンであることを公言しているルビー。ここではそんな彼女を直撃したインタビューの中から、特に印象的だったコメントをお届けします。

【ソーシャルメディアについて】

自身のSNSでは、愛犬と戯れる写真や、現在交際中であるジェシカ・オリグリアッソ(オーストラリアの音楽デュオ「ザ・ヴェロニカス」のメンバー)との私生活もオープンに投稿しているルビー。そんな彼女は、ソーシャルメディアについてこんな思いを抱いているそう。

いつも声に出していきたいと思っているのは、LGBTQの権利に関することと、動物愛護について。今は(SNSという)プラットフォームがあるから自分の意見をオープンに伝えられるけど、でも一方で、自分は1人の役者に過ぎないってことも理解してる。他の大勢の人たちと同じように、私もただ、意見を持った1人の人間ってだけ。だから過度に言及しすぎないようにはしてる。心からの気持ちを文章にして、投稿して、あとはそれが良い結果に繋がることを願うって感じ。

【自身のセクシャリティについて】

ルビーがレズビアンであることをカミングアウトしたのは12歳の時。現在は、自身のアイデンティティや性生活において、とても落ち着いているのだとか。

自分のセクシャリティについては、自信を持ってるし、すごくしっくりきてる。同時に、自分はとても恵まれてるなって思う。だって世界を見わたすと、こんな風にオープンにできない人たちもいっぱい居るし。だから自分と深く向き合えたことは、すごくラッキーだなって。とても健康的な性生活を送れてるし、そのことが世間に対してオープンに生きる上で、勇気や強さ、フェミニストとしての意識に影響を与えてくれてると思う。

【結婚について】

恋人のジェシカとの将来については具体的に語らなかったものの、ルビーは結婚という"制度"について、こんな考えを持っているそう。

メディアの報道によると、私はすでに5回婚約してるらしいよ(笑)。私にとって結婚は、「するかしないか」じゃなくて、もっと人権の平等性に関わることだと捉えてる。平等な人権が与えられていないと、子供たちが『私のおばさんはレズビアンだから結婚できないんだ』とか、『(LGBTQの人たちと)同じような感覚を持つ自分はおかしいのかな?』と考える社会になっちゃうでしょ? だから、そういった壁を打ち壊すのはとても重要なこと。個人的には、いつか一緒に子供を育てたいと思えるような相手と、健康的で、愛にあふれた、長期的な関係を持ちたいと思ってる。

しっかりと芯がありながら、かつ謙虚で、真っ直ぐな人という印象のルビー。見た目だけでなく、中身もオトコマエ(?)な彼女から、今後も目が離せない♡

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:伊藤 由佳里