2人のお付き合いが短かったものの、億万長者のプレイボーイと元妃のロマンスは大スキャンダルとして連日メディアを賑わせた。
さらにドディの婚約相手と名乗るケリー・フィッシャーが女性弁護士グロリア・アルレッドと涙ながらに記者会見を開き、泥沼化。『LAタイムズ』は、ケリーが婚約指輪を証拠に、結婚のためにモデル業を犠牲にしたとして50万ドルの慰謝料をドディに要求したと明かした。
この騒動に対しアルファイド家は「イギリス人とアメリカ人の良識ある判断にお任せします」とコメント。だがケリーは、元妃とドディの事故発生後、「アルファイド家に起きた悲劇とそれに伴う計り知れない悲しみに深い敬意を示す」として告訴を取り下げたと『AP通信』は伝えた。
元妃の母国でもドディとの交際に反対する人が多かったようで、トニー・ブレア元首相は2010年に出版した回顧録に、「2人のロマンスには色々と問題があると直接元妃に伝えた」と記されている。
またダイアナ元妃の元執事ポール・バレルも、2007年にBBC局のインタビューに対し次のように胸の内を語った。「ドディが元妃の運命の人だとは信じがたい。ハスナット・カーンとの別れを癒すための『リバウンド恋愛』では」と記している。