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1「何度もつらい経験をしたからこそ今の幸福のありがたさがわかる」
――サラ・ジェシカ・パーカー
『セックス・アンド・ザ・シティ』のキャリー・ブラッドショー役で大人気になったサラ・ジェシカ・パーカーは、今でこそマシュー・ブロデリックと円満な結婚生活を送っているけれど、長年の恋人ロバート・ダウニー・ジュニアのドラッグ問題に悩まされたり、故ケネディ・ジュニアとの交際で必要以上に注目を浴びることに疲弊したり、若い頃はつらい恋愛を経験してきた人。キャリーを演じたことで恋愛のアドバイスを求められることが多くなったサラが常に言う言葉がこれ。イギリスBBCのラジオ番組『TODAY』に出演した際は「立ち直れないほどひどい相手を選んでしまって、心がズタズタになったと思ったとしても、後で振り返ったらその当時を愛おしく思うもの。『あれはあれで良かった。ほんとに若かったんだわ』って」。人間だもの、誰しも正しい選択ができるとは限らない。たとえ失敗してつらい想いをしたとしても、その後の幸せをより実感できるとしたら、それは素敵なことじゃない?
参考:「サラ・ジェシカ・パーカー LOVE&THE CITY」
2「美しさは毎日を幸せに生きていれば自然とにじみ出てくるもの」
――アンジェリーナ・ジョリー
女優業以外にも、国連の仕事で世界中を飛び回り、大学の客員教授もこなし、6人の子どもを育てるシングルマザーで、病気の予防として乳腺や卵巣・卵管の切除手術をする――常に強く潔い意志を持って生きているクールなアンジェリーナ・ジョリー。この言葉は、まだブラッド・ピットと結婚していた頃、『ソルト』(2010年)のプロモーションで来日した際、記者会見で美しさの秘訣を聞かれての答え。「美しさというのは毎日を幸せに生きていれば自然とにじみ出てくるものなんじゃないかしら。好きな仕事をして、愛する人と愛する子どもに囲まれて、フルに人生を生きることが大切なんだと思うわ」。常に自分で選択し、道を切り拓いてきた彼女だからこそより実感も伴う言葉。不本意な環境におかれてストレスや不満を溜めていては表情も暗くなって、アナタの美しさが陰ってきてしまうかも。
3「自分を正直に出すこと」
――ジュリア・ロバーツ
アカデミー賞女優でもあり、今や押しも押されもしないトップスターとなったジュリア・ロバーツ。『プリティ・ウーマン』(1990)から約20年以上も第一線を走り続けている彼女が、『白雪姫と鏡の女王』(2012)でのインタビュー時、長い間、第一線でキャリアを築いている秘訣を聞かれて、「自分を正直に出すことが大事だと思う。誰かが言っていたんだけど『あなたの顔を40歳まで着て、そのあとはあなたの人生の顔を着る』と。そんなふうに見えたら素晴らしいことよね」と答えています。当時、ジュリアは45歳。どんなふうに生きてきたかが顔に表れる年齢になったからこそ、見えてきた「人生訓」。「自分を正直に出すこと」ってシンプルなだけに、余計にしがらみのある社会では難しいことかも。でも何かに迷った時は思い出したい原点回帰的な意味も込められた言葉です。
4「あなたの体は、この世でたったひとつの宝物なのです」
――キャメロン・ディアス
サーフィンを愛し、賑やかなパーティーよりも友人たちとのリラックスした時間を好み、リフトアップなども含めた整形手術は断固拒否。自然体な健康美がまぶしいキャメロン・ディアスは2015年に、自らが実践する心身を健康に美しく保つ方法とライフスタイルをまとめた「ザ・ボディ・ブック」(ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーで健康部門の第1位にもなったことも)を出版しています。ただのダイエット本ではなく、栄養をきちんと摂って適度な運動をして心を平穏に保つことを推奨。ユーモアとウィットに富んだわかりやすい言葉で、まるで読者に語りかけるように綴られていて、気さくで真面目なキャメロンの人柄が伝わってきます。この本のあとがきに書かれているのが「自分を愛し、いたわりましょう。あなたの体は、この世でたったひとつの宝物なのです」との言葉。キャメロンのように内面から輝く女性への一歩はまず自分を愛し大切にすることから始まる――そんなことを言われているよう。「この世でたったひとつの宝物」。そう思えば自分を愛せるし、自信も付く気がしますよね。
参考「ザ・ボディ・ブック 食べること、運動すること、生きることを楽しむ最高のレッスン」
5「私も夫もお互いをとても尊敬しあっている」
――ミラ・ジョヴォヴィッチ
代表作『バイオハザード』シリーズは、彼の最愛の夫ポール・W・S・アンダーソンがメガホンを執りプロデュースした、言わばふたりの子どものような作品。2002年にシリーズ第1作が発表されてから今やすでに15年以上。5作目となる『バイオハザードⅤ リトリビューション』(2012)でのインタビューで、夫婦円満の秘訣を聞かれてミラはこう答えています。「私も夫もお互いをとても尊敬しあっていること。それが最大の理由よ」。これ、言うのは簡単でも実際にそう思い続けるのはなかなか至難の業。特に一緒にいる時間が長い夫婦関係ならなおさら。でもかつては恋多き肉食系として有名だったミラが、監督と長く一緒にいて穏やかな家庭を築いている姿を見ると、「尊敬し合うこと」がいかに重要かがわかりますよね。こうして女優として監督として相互を高め合い、『バイオハザード』シリーズを世界的な人気作に育てていったのですね。ちなみに「お互いへのリスペクト」って夫婦関係はもちろん、どんな人間関係においても大事!
6「自分自身に満足していれば、それがセクシーさにつながるのよ」
――スカーレット・ヨハンソン
肉感的でぽってりとした唇や、ハリウッドには珍しいカーヴィーなスタイルでセクシーと評されるスカーレット・ヨハンソンは、自分に自信があるからこそセクシーさが出るのだと主張しています。曰く「自分自身に満足していれば、それがセクシーさにつながるのよ。人にセクシーだと思ってもらえるのは、私が自分でもセクシーだと思っているからじゃないかしら。(中略)私は自分のセクシーなところも好きだし、体にも顔にも満足しているもの」。一般人にはなかなか言えないけれど、自分に満足していれば余裕が生まれて、そこからセクシーさがにじみ出てくるということ。キャメロンも言っているけれど、やっぱり自分を愛することが大事なのですね。ちなみに、米エスクァイア誌で、2006年と2013年の2回、「最もセクシーな女性」に選ばれている彼女、2006年に選ばれた際は、「私の頭は? 心臓は? 腎臓や胆嚢もあるのよ」と外見だけで評価しないでほしいという旨のコメントを残しています。「自分が愛して、信頼してる人がきれいだって言ってくれれば、それでいいのよ。大事な人が言ってくれてこそ、特別な感じがするものなの」。確かにみんなにセクシーさを振りまくよりも愛している人にだけアピールしたいですよね!
参考「スカーレット・ヨハンソン 彼女が愛される理由」