セレブだって悩んでる…「体型」にまつわる発言集14
「誰かを"細過ぎ"と言うのは、誰かを"太り過ぎ"と言うのと同じようなことなの」
女子であれば誰もがつい不安を抱いてしまう"体型"や"体重"のこと…。でもそれは、私たちの憧れのセレブたちも同じのよう。コスモポリタン イギリス版では、セレブ14人が自身の体重や体型について語ったときのコメント集を紹介。これを読めば、「心の中は、みんな同じ1人の女の子なんだ」ということがよく分かるはず。
※この翻訳は、抄訳です。
Translation: 名和友梨香
キム・カーダシアン
世界でもっとも写真を撮られていると言っても過言ではないキムは、2016年<Harper's Bazaar>に対し、自身の不安についてこのように発言。
「私の最大の不安は、時々太って見えること。結構本気で悩んでいるの。ダイエットをして、体型を崩さないように出来る限りのことはするようにしているけれど、それでもカラダが重いと不安で仕方なくなるわ」
クリッシー・テイゲン
モデルのクリッシーは自身の過去の不安について、TV番組『Entertainment Tonight』でこう告白。
「正直、体重計に取り憑かれていたわ。妊娠前は1日に3回くらい体重計に乗っていたの。朝8時、午後1時、夜8時に自分がどれくらいの重さになるのか、すべて把握していたほど」
「でもそのうち分かって来たの。大事なのは体重計に表示される数字ではなく、自分自身をどう表現していくかなんだって」
セレーナ・ゴメス
セレーナは、2015年に初めて体型批判された時、『On Air with Ryan Seacrest』でこうコメント。
「今までカラダについて他人にとやかく言われたことはなかったの。少しくらい体重が増えても自分では気にしなかったし。だから今回はちょっとばかり落ち込んだわ」
エイミー・シューマー
コメディアンのエイミーは2015年、このように力強くツイート。
「私はサイズ6(日本サイズの9~11号に相当)だけど、変わるつもりはないわ。これが私よ。嫌なら放っておけばいいじゃない」
ジェニファー・ローレンス
親近感のあるセレブとして人気のジェニファー・ローレンス。でも実は彼女も、自身のキャリアのためワークアウトに真剣に励んでいる1人。2016年の<Harper's Bazaar>のインタビューによると、涙ぐましいほど陰の努力を重ねているよう。
「みんなに『普通の体型のセレブがいてくれて嬉しい!』って言われるんだけど、私は自分が"普通の体型だ"なんて思ったことはないわ。毎日ピラティスをしてるし、食事は摂るけど、普通の人よりは断然たくさんワークアウトしていると思う。世間はあまりに"細身体型"に慣れ過ぎていて、普通の体型の人がいると、『彼女ぽっちゃりしてるわね!』って思うようになってしまっているのが、正直恐ろしいと思うわ」
ケンダル・ジェンナー
逆に細いことも不安要素になりえると、スーパーモデルのケンダル・ジェンナーは2013年の<Harper's Bazaar Arabia>で言及。
「体重を増やそうとしているんだけど、カラダが言うことを聞いてくれなくて。周囲の人たちにはなかなか理解してもらえないんだけど、誰かを"細過ぎ"と言うのは、誰かを"太り過ぎ"と言うのと同じようなことなの。気分良くはないわ」
アシュリー・グラハム
モデルのアシュリーは2017年の初め、BMI(体格指数)について<Vogue>ですばらしいコメントを披露。
「ボディビルダーの多くはBMI数値が高いわ。でもそれは健康そのものを測る数字ではないのよ。じゃあ、何故女性にばかり理想のBMIを押し付けようとするの? 数字がどうこうではなく、とにかく健康であることが大事だと思うし、それで言うなら私は十分健康体よ」
ビヨンセ
ビーガンダイエットを提唱していた2015年当時、『Good Morning America』でこのように話したビヨンセ。
「私はもともと細身体型ではないわ。ぽっちゃりしている部分もあるし、今はむしろそれを誇りに思ってる。若い頃からダイエットにおいてはだいぶ悩まされてきて、なかなか上手くいく方法を見つけることが出来なかったの」
クロエ・カーダシアン
クロエは2015年、<People>にこう回答。
「小さい頃から私はずっとぽっちゃり体型だった。姉や妹と比べられることは日常茶飯事だったけど、冷たい暴言を浴びせられるようになってからは、"もはやこれが自分の役割なんだ"って思うようになったわ。だから、言われるより先に自分から言うようにしていたの。『はい、私がデブでひょうきんなカーダシアン姉妹のクロエです。それが何か?』ってね。でも、気づいたらそうやって自分のアイデンティティを上塗りするところだった。実際、私は太ってなんかいなかったし、決して肥満でもなかった。でも世間がそう信じ込むよう、自分で仕向けてしまっていたのよね」
アデル
2015年、<Rolling Stone>にこう語ったアデル。
「もし細かったら、自分のカラダをもっと見せびらかすかって? そうはしないと思うわ。だって私のカラダは私のものだもの。でも時々、もし自分がプラスサイズじゃなかったら、ここまで成功できただろうかって自問自答することはある。きっと私はみんなに安心感を与えられているんだと思う。誰しもが私のようなサイズだと言っているわけじゃなくて、私自身が完璧じゃないからこそ、みんなが共感できるものがきっとあるんだろうなって。逆に、多くのセレブが完璧で手の届かない存在だと思われているようにも感じるから」
レディー・ガガ
2012年当時、激太りでひどいバッシングに遭っていたガガ様。その結果、吹っ切れた口調で<Stylist>に以下のようにコメント。
「デブだと思われていても、正直構わないわ。だって30ポンド(約13キロ)ほど増量したのは本当のことだもの」
スカーレット・ヨハンソン
2014年のインタビューで自身の体型について、謙虚な姿勢で以下のように話したスカヨハ。
「まぁまぁな体型だと思います。でも特別魅力的でもないかなって。太ももとお腹周りが好きじゃないけど、文句は言わないようにしています」
ダニエル・ブルックス
2015年当時、ドラマ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の女優ダニエル・ブルックスは、ジムでのクロップトップ姿の写真と共に、世に力強いメッセージをシェア。
「私は自分の体型を恥ずかしいとは思わないわ。私は"歩く不完全"ではなく、女神なのだから。それに自信を持った1人の女性よ! これはスパンクス(補正下着)を脱いだからって変わることじゃないわ。時には葛藤だってあるし、鏡に映る自分を見るのが辛い時もある。でも、身体的にも精神的にも、自分のカラダとの向き合い方を肯定的に変えていく力を、私たちは持っているのよ」