1975年に作成された文章によると、ケネディ元大統領の弟ロバート・ケネディ司法長官は、CIAがキューバのカストロ前議長の暗殺を計画していたことを知っていたのだとか。CIAは米マフィアのボス、サム・ジアンカーナに「約1700万円(15万ドル)でキューバのカストロ前議長を暗殺できるガンマンはいないか」と相談したり、毒殺の可能なども探っていたと米CNNは伝えている。
CIAはそれ以外にも、風船を使ってプロパガンダのリーフレットを撒いたり、テレビやラジオの電波を妨害したり、キューバの経済を崩壊させたり、「生物兵器」を使って農作物を枯らすなど、さまざまな計画を立てていたのだそう。
さらには、カストロ前議長がダイビングした際に毒に汚染されたウェットスーツを着せ、貝殻爆弾をばらまくといった作戦もあったと米『ワシントン・エグザミナー』紙は報じた。