1953年に創刊された米『プレイボーイ』誌。創刊者は2017年9月27日、91歳でこの世を去ったヒュー・ヘフナーで、全盛期の1972年には700万部の月刊発行部数を記録するなど、60年以上にわたりアメリカの文化に大きな影響を与えている。幅広い題材を扱ったインタビューも面白いけれど、やっぱり印象的なのはマリリン・モンローやケイト・モスも登場したアイコニックな表紙やグラビアの数々。でも過去には同誌のオファーを断った女性セレブたちもいるのだそう。そのスターとは一体誰なのか、断った理由とともにご紹介。
※この翻訳は、抄訳です。
Translation:Reiko Kuwabara
From:Digital Spy
ジェニファー・アニストン
10億円(700万英ポンド)ヌードオファーを断ったと報じられたジェニファー・アニストン。でもジェニファーは「私がオファーを断ったという報道があったけど、そもそも『プレイボーイ』誌から依頼を受けていないと思う。もしくは誰かが私の代わりに断ったのかもしれない」「でも実際にオファーはなかったと思うわ。ただの噂に過ぎない」と英『デイリー・レコード』紙に語った。
そもそもの発端は、エンタメサイト<エクストラ>に掲載されたヒュー・ヘフナーのインタビュー。ジェニファーを起用した『GQ』誌の表紙を見たヒューは、記者に対し「『プレイボーイ』誌の表紙みたいだね。ジェニファーには感心した。彼女はますます魅力的になってきたと思うのは僕だけかな。こんな彼女の姿は今まで見たことがない」とコメントしたのだそう。
デニス・ヴァン・オーテン
イギリスのトーク番組『ルース・ウィメン』にゲスト出演した女優のデニス・ヴァン・オーテン。創刊者ヒュー・ヘフナーの訃報を聞き、過去にトップレス依頼を受けたことを打ち明けた。「男性雑誌でグラビアっぽい写真を撮影したことはあるけれど、ヌードに挑戦したことはないの。事務所に連絡があって、正直ギャラはよかったわね。タブロイド紙には1億1280万円(100万米ドル)のオファーって書いてあったけど、実際は7,500万円(50万英ポンド)」と告白。でも自分の子供が大きくなった時のことを考え、お断りしたのだとか。「最初からそれほど興味はなかった。トップレス姿を披露したことがないしね」「ヌードは露出度が高ければ高いほど、ギャラも高額になる。『プレイボーイ』誌の表紙を見る限り、とても質が高いと思う。でも永遠に残るものだし、自分の子供が大きくなった時に見る可能性もある」と説明。
ジャスティン・ビーバーの母パティ・マレット
『プレイボーイ』誌から375万円(25,000英ポンド)ヌードオファーがあったと報じされたジャスティン・ビーバーの母パティ・マレット。ジャスティンの代理人は、「どのような形であれ、自然の美しさは高く評価されるべきです。でもジャスティンの母パトリシアはボーン・アゲイン・クリスチャンであるため、『プレイボーイ』誌でヌードを披露することはありません。彼女の信仰に反しますから」とエンタメサイト<レーダーオンライン>に発表。またパティ本人も自身のツイッターに「プレイボーイ!? とんでもない、絶対にありえない! ありがとうでも遠慮しておくわ。私の息子もこのニュースに笑いが止まらなかった。この噂は信じないで」と反論した。それにしてもギャラが安すぎるような…。
メリッサ・ジョーン・ハート
コメディドラマ『サブリナ』で主人公のサブリナ役を演じていたメリッサ・ジョーン・ハート。その純粋そうなイメージとは裏腹に、若かれし頃はプレイボーイ・マンションでハメを外すこともあったという。その影響で『プレイボーイ』誌からヌード依頼を受けることもあったけれど、OKすることはなかったのだそう。メリッサは「1億1,260万円(100万米ドル)のオファーをもらい、真剣に検討させてもらった」「でも最終的に『1億円でヌード? 冗談はやめて!』って思ったけどね」と米『ニューヨークポスト』紙に明かした。
それ以前『マキシム』誌で下着姿を披露したメリッサ。「当時23歳で、ちょうどやんちゃし放題だった頃ね。プレイボーイ・マンションで一晩遊んだ帰りに撮影現場へと向かった。そして『ブラとパンツね、大したことないわ。昨日の夜、みんなそんな格好してた』って思った」とか。でも雑誌が発売されると「あんなに大ごとになるなんて思いもしなかった。その経験もあったから『プレイボーイ』誌でヌードを披露したくないと考えるようになったの。『マキシム』誌の撮影はとにかく居心地が悪かった。それに私の弟(もしくは兄)は、その雑誌のせいで毎日クラスメイトたちにいじられ、たくさん嫌な思いをした。そうした経験も踏まえて、お断りしたの」と話している。