「アンチエイジングなんて気にしない」と公言するセレブたち

女優キャメロン・ディアスは＜The Pool＞のインタビューで、女性として生きることを次のように語った。

「私はスーパーヒーローじゃないから、永遠に若くいるなんてことは無理だし、若返ることはできない。でも、それで自分を卑下することはないわ。年をとることは悪いことではないのよ。みんなに起こること。勇気をもって『年齢を重ねた自分を愛してる。なぜならわたしは様々な経験をしてきて、自分には価値があるから』と言うことができるわ。

母として、妻として、おばあちゃんとして、姉妹として、友人として、貢献してきた女性たちを、女性たち自らが評価し愛するべき。お互いを賞賛し合いましょう。自分を苦しめ、他人を批判するのはやめること」

バラク・オバマ前大統領夫人のミシェル・オバマは＜Prevention＞で年齢について次のようにコメント。

「年をとるとともに、色んなことが好転しているわ。自分をコントロールできるようになったし、自分のことをもってよく知れた。わたしの目標は、イケてる70歳になることよ！」

イギリスが誇る大女優ヘレン・ミレンは＜Allure＞である化粧品会社と仕事をした際の違和感について次のように語った。

「『アンチエイジング』という言葉に引っかかるわ。わたしたちは年をとっていることに十分気づいている。ただ毎日、良い気分で素敵な姿で過ごしたいだけなのに。

誰にもみじめな気持ちになってほしくない。鏡を見て『今日も自分の見た目が好き』と言ってポジティブに出かけられたら最高よね」

女優ジェニファー・アニストンは＜Yahoo＞の取材で、必死にアンチエイジングをする先輩女優について次のように厳しいコメント。

「ハリウッドには『エイジレスでなければならない』というプレッシャーはあるわ。でもエイジレスでいようとする先輩女優たちを見て、彼女たちの間違いから学んだわ。わたしはあんなもの注射する気はない。

彼女たちを見ていると胸が痛くなる。時計を止めようと必死になっていて、ただの普通に年をとれない不安定な人だわ」

女優レイチェル・ワイズは、アンチエイジングに強い抵抗を示すことで知られていて、ボトックスについて「俳優は（ボトックス注射を）禁止されるべき、ステロイドはアスリートのためのものでしょ」と発言したそう。また、俳優業について「演技は表現力が全てなのに、なぜしわを伸ばしてしまうのかしら」と歯に衣着せぬコメント。

モデルのクリスティー・ターリントンは＜Elle＞で次のような力強い言葉を発信。

「みんなアンチエイジングに夢中だけど、わたしは実際よりも若く見られたいと思わない。わたしたちの顔は、人生を表す地図のようなもの。たくさん内容が詰まっていた方が良いのよ」

メキシコ出身の女優サルマ・ハエックは＜New York Times＞に、「若さのために必死になるのではなく、今を楽しみたい」と次のように語った。

「髪を染めない理由は、座って待っていられないから。実際より若く見せるために、せっかくの今を楽しめずに無駄に過ごすのは嫌なの」