やりすぎ注意!医師が教える「HIIT」の適切な取り入れ方

注目が集まる「HIIT(高強度インターバルトレーニング)」だけど、やりすぎるとどうなる…?

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ここ数年、フィットネス業界を席巻しているHIIT(高強度インターバルトレーニング)は、速効性がある、つまりはキツイ運動。それだけに潜在的なリスクもあるのだそう。というわけで、コスモポリタン イギリス版が、「ロンドン・クリニック」の整形外科専門医のザミール・シャーさんから「HIIT」の正確な限度を聞いてきました。

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医学の世界では一般的に、「1週間に3セッション/毎回最低30分間/その間に心拍数が高いレベルに上がること」が、健康のために十分な運動量と見なされているのだとか。問題は、定期的にHIITクラスに参加する人々が、3045分の爆発的なセッションの繰り返しのとりこになってしまい、上記の基準を大幅に上回る量の運動をするようになること。中には、ほとんど毎日HIITクラスに通っている人もいるのだとか。

ところが、HIITの性質とそれが体にかける高い負荷ゆえに、シャーさんはやり過ぎに対する懸念を表明し、以下のようにコメント。

HIITの多くは全身を使ったワークアウトですが、大抵立ったままなので、下肢関節に影響がでる傾向があります。つまり、ひざや足首、お尻です。HIITをすること自体は構わないのです。しかし、1週間に56回となると、おそらく限界です」

HIITのやりすぎは、長期的にも短期的にも、体に影響を及ぼす可能性があります、と警告するシャーさん。

「初期の段階でやりすぎた場合、関節に軟部組織損傷が出ることがあります。関節の周りの靱帯や腱、筋肉が…伸びたり、捻挫したり、切れたりするのです」

「長期的に見ると―これは何年も続けた場合ですが―関節自体にもおそらくダメージを与えることになるでしょう。(ダメージを受けるのは)関節に沿った関節軟骨という部分で、骨と骨がお互いにスムーズに動けるようにしているものです」

HIITのような激しい運動の場合、休息日を作ることがなおさら重要、とシャーさん。「運動をしていると、顕微鏡レベルの本当に小さな傷が体のあちこちにできています。体が回復するのを待つなら構いません。ダメージを修復し、細胞をより強くしますから。しかし、回復する時間を与えないと…少しずつケガをする危険性が増していきます」とのこと。

まだ長期にわたるHIITの影響に関する研究はないため、「あれほどの激しさで、数年にわたって運動した場合、どのような影響が出るか、よく分かりません」とシャーさん。「結果はまだ分かりませんが、好ましいものではないだろうと思います。なぜなら、人間というのは、そのように長きにわたって激しく行動するようにできていないからです」。

しかしながら、シャーさんが唯一おすすめできるのは「バランス」。健康になり、減量したいと思うなら、激しい運動を水泳、ヨガ、ピラティスなどの軽い運動と組み合わせるといいのだとか。

「すべてはバランスです」とシャーさん。「運動し、健康的な食生活を送り、運動を休んで体を回復させ、元の運動レベルに戻しましょう」。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN UK

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