暖かくなるのにつれて肌の露出も高まってくると、<Instagram>では引き締まったボディのセルフィー、メディアでも冬に蓄積した脂肪を落とすダイエット方法で溢れかえるもの。

コスモポリタン イギリス版では、カリスマフィットネスアドバイザーのデュオが、エクササイズの効果を最大限に高めるための栄養補給についてアドバイスを紹介

The Lean Machineというユニットを組んでいる2人の名はジョン・チャップマンさんとレオン・バスティンさん。彼らはイギリスのYoutube上ではもっとも有名なフィットネススターであり、『Eat Well, Move Better & Feel Awsome(より良く食べ、動き、気分を高める)』というダイエットとエクササイズのベストセラー本を出版した実績も。ちなみにこの本は、巷で人気のフィットネスやダイエット方法がいかにまがい物であるかということを解説しているそう。そこで、彼らが指摘する、一般的に勘違いされがちな5つの間違いを紹介。

1.エクササイズの前にスポーツドリンクを飲む

フィットネススターが教える、運動時の水分&栄養補給法5pinterest
Getty Images

「プロのスポーツ選手の場合、過酷なトレーニングをこなすための耐久力を維持する上でスポーツドリンクが役立ちますが、せいぜい30分から1時間程度の運動では必要だとは思えません」

「脂肪を落とすか増やすかということは、摂取カロリーと消費カロリーのバランスに尽きます。ところが、スポーツドリンクにはかなりの糖分とカロリーが含まれています。脂肪を落とすことを目的にしているのにもかかわらず、糖分たっぷりの飲料を飲んでしまうと、運動しても、脂肪を落とす代わりに、摂取した糖分を消費してプラスマイナスゼロになってしまいます

2.炭水化物は肥満の元だと信じ込んでいる

フィットネススターが教える、運動時の水分&栄養補給法5pinterest
Getty Images

「ありとあらゆるダイエット方法が存在していますが、それぞれにメリットがあります」

「僕たちは、特定の食品群を問題視することはしません。これまで、脂肪や炭水化物が悪者扱いされてきて、低(または無)脂肪や低(または無)炭水化だという物多くの食品が出回っています。ところが、運動をする上では両方共望ましい栄養補給源です」

「炭水化物は体と脳のエネルギー源であり、激しい運動をするときの助けとなるので、炭水化物を摂取しても問題はありません。運動しながらいろいろな食事法を試し、体力や気分と相談しながら、自分に合うものを見つけてください」

3.十分な水分を摂取しない

フィットネススターが教える、運動時の水分&栄養補給法5pinterest
Getty Images

「水分は万能薬です。人間の体は70パーセントが水分で構成されています。運動中は汗や呼吸によって貴重な水分を失います。そのため、運動する前とその最中は水分補給を欠かさず行ってください

「多くの人は健康を考えて、水道水に含まれる化学薬品を避けるために濾過した水を飲みますが、濾過すると、筋肉の収縮時などにおいて重要な役割を果たすカルシウムやマグネシウムなどを含む電解物も除去されてしまいます」

「そのため、次に運動するときはミネラルウォーターか水道水を飲んでください」

4.タンパク質を摂取するタイミングに無頓着である

フィットネススターが教える、運動時の水分&栄養補給法5pinterest
Getty Images

「運動、とりわけウエイトリフティングをするときはタンパク質をトレーニングの前と後に摂取することが望ましいです。というのも、空腹時に運動をすると、タンパク質は体の回復を助けるため、筋肉からエネルギー源が分解されてしまうからです」

「だからと言って、タンパク質の過剰摂取は健康にメリットをもたらすわけではないので避けてください1日におけるタンパク質の理想的な摂取量は、体重1キロにつき、0.8グラムだと言われています。ただ、運動する場合は、体重1キロにつき、1.4から2グラムのタンパク質を摂ることを専門家が推奨しています」

「外出時におすすめのタンパク源を紹介します。

・枝豆 -約100グラムに12グラムのタンパク質

・カッテージチーズ1食分-150グラムに20グラムのタンパク質

・ゆで卵-6グラムのタンパク質

100カロリーのアーモンド-4グラムのタンパク質

参考に食事してみてくださいね

5.運動前に「プレワークアウトドリンク」が必要だと信じ込んでいる

フィットネススターが教える、運動時の水分&栄養補給法5pinterest
Getty Images

「運動前に飲むための飲料の主な原料はカフェインです。多くの糖分を含んでいてカロリーが高いので、運動しても消費しきれない可能性があります」

「とはいえ、カフェインはパフォーマンスを強化する成分なので、僕たちが勧める摂取方法を教えします

・運動する30分前にコーヒーを飲む(僕たちはブラックで飲みますが、砂糖は控え目に)

・夜にエクササイズをする場合、睡眠に支障をきたすので、6時以降はコーヒーを飲まないように

オフィスを出る前の4時から5時までの間なら、そのメリットが得られるはず

この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon Solutions

COSMOPOLITAN UK