「運動しよう!」と決意し、高~い年会費のスポーツジムに入会! でも面倒になったり、運動そのものを楽しめず、結局続かなかった…。そんな体験をしたことがある人は多いのでは?

そんなあなたにオススメなのが、日々の生活に運動を取り入れる方法。スポーツジム<Everyone Activeのパーソナルトレーナー、ローレン・デイビスさんと、"ファットロスコーチ"として脂肪を落とす方法を指導しているカレン・オースティンさんが紹介する、「高強度インターバルトレーニング(ハイ・インテンシティ・インターバル・トレーニング、HIIT)を日常生活で実践する方法」をコスモポリタン イギリス版から。

HIITは負荷の高いキツイ運動と、ゆるい運動を交互に行うことで脂肪燃焼効果をあげると言われている運動法。ボディメイクに関心のあるセレブにも人気が高いんだとか。ジム通いやジョギングが続かない人は、これらの方法をぜひ試してみて!

1.掃除しながらエクササイズ

「掃除は家事の中で1番退屈で苦手」なんて声も聞くけど、お掃除しながら運動もできる!と思うとがぜんやる気が出るのでは? 「掃除機をかける際、少しずつ移動する方法ではなくて、部屋の隅から隅へ向かって一直線に移動しましょう。その往復運動を繰り返すことで何倍もの運動量になるはずです。また、拭き掃除をするときは、場所を移動する度にスクワットをしてみてください。1つの部屋が終わって次の部屋に移動するときは、あえて違う階の部屋に行きましょう。階段の上り下りを増やして、カロリー消費量を上げるんです!」とカレンさんはアドバイス。

2.通勤/通学電車やバスに乗る代わりに、歩いてみる

毎日電車やバスを使っているなら、1駅手前で降りて歩いてみては? 「毎日は大変、という方は、週3回だけでも効果的です」とローレンさん。「2分間、時速5キロ程度でゆっくり歩き、次の1分は早歩きをする。これを30分間繰り返しながら歩いてください。1回のウォーキングでかなりの運動効果を期待できます」。

3.隙間の時間を使って全力疾走

たった20秒のスプリント(全力疾走)で、腹筋が鍛えられるって知ってた? 「20秒のスプリントと20秒のスクワットを交互に繰り返してください」とカレンさん。「ランチタイムや帰宅途中など、運動できそうな場所と隙間時間を見つけてみましょう。ほんの1015分で効果が期待できます。ポイントは、息を切らすほど全力で走ること。そうすることでカロリー消費を高めることができます」。着替えや場所を工夫する必要はあるけど、休み時間にちょっと体を動かすだけで仕事の能率も格段に上がるかも!?

4.料理をしながらサーキットトレーニング

パスタを茹でたりスープを煮込んでいる間、ぼやっと立っているだけではもったいない! 短い運動を組み合わせたサーキットトレーニングなら、調理時間に合わせて調整も可能。なにより料理している時間に痩せられるなんて一挙両得! 「もも上げ30秒、腕立て伏せ30秒、スクワット30秒、跳躍運動30秒、階段の上り下り30秒、部屋の中か廊下をランジで歩いて、1分間休み。これをまた繰り返す…を食事が準備できるまで。5回繰り返せたら、その日の目標は達成です!」とローレンさんは解説。

5.運動をルーティーン化する

カレンさんは「○○をするときには、この運動をセットで」と決めることで、毎日のルーティーンに組み込んでしまうことを提案。「やかんでお湯を沸かしているとき、電子レンジで温めているとき、テレビを見ていてCMに変わったらエクササイズ!と決めてしまいましょう。13分もあれば十分です。スクワットや腕立て伏せなど、20秒運動を3セット。これを3回繰り返してみてください」。

6.エレベーターを使わない

あなたのオフィスや教室は何階? エレベーターは楽チンだけど、階段は格好のエクササイズ場所なので、積極的に使うのがオススメ。「少しずつ階段を上る速度を早くして、運動効果を上げていきましょう。もし広くて安全な階段がある場合、体が慣れてきたら駆け上がるのもいい運動です」とカレンさん。

生活の中で、少しでも運動するコツを見つけることができるようになったらしめたもの。しばらくすると「体が変わってる!?」と喜びの悲鳴をあげるかも!

この翻訳は、抄訳です。

Translation: 宮田華子

COSMOPOLITAN UK