ジムに行こうかと思ったけど、もう髪も洗ったし、運動してさらにシャワーを浴びる時間もないし、汗だくになりたくないし…そんな理由で結局止めたという経験がある人、少なくないのでは?

運動はあなたの中核温を上げ、発汗を促し、蒸発する時の気化熱によって体温を下げるもの。このプロセスは、体の状態を元に戻すことを意図しているそうだけど、肌や髪が濡れてベトベトになるのは、汗に含まれるミネラル成分のせい。

ところが、効果的な運動と汗とは必ずしも関係しないという、驚きの事実が。スポーツトレーナーのジェイク・ボーリーさんがコスモポリタン アメリカ版に語った以下のコツを覚えれば、もう運動で汗だくになる必要はなくなるかも!?

11つの姿勢を保つ

ズボラさんならご存じのとおり、動くことはじっとしているより運動量を必要とするもの。ジャンプスクワットは息が切れるし、汗ダラダラになるけれど、スクワットの姿勢のままじっとしたり、または壁スクワットであれば、汗をかくことなく筋肉を鍛えられるのだとか。

2.膝や肘を曲げない

関節を曲げた状態をキープするのは、筋肉に負荷がかかるもの。しかも角度が鋭いほどより負荷が強まるのだとか。だから、肘を曲げた前腕プランクの方が、肘を伸ばした状態のプランクよりキツイというわけ(スクワットより立っている方が楽なのと同じ)。でも、ストレートアームプランクでも十分キツイので、体幹、胸、肩を鍛えることができるそう。

3.フィットネスの道具は使わない

バランスボールボスボールなど、普段あまり使わない筋肉を使ってバランスをとるような道具は、使用者により多くの労力を要求するもの。これらにすでに慣れている人でもない限り、心拍数が上がり、汗だくになる可能性大。道具を使わない「1」や「2」のプランクやスクワットなら、汗をかかずに体を鍛えることができるとのこと。

4.ウェイトを軽くする

重いウェイトを持ち上げれば鍛えられるかもしれないけど、ウェイトを重くすれば重くするほど体に負荷がかかり、汗だくに。そこで重量は、少なくとも8回続けて上げられるくらいのほどほどの重さにすること。これだとあまり鍛錬にはならないかもしれないけど、今のフィットネスレベルを維持しつつ、カロリー消費するのには有効とのこと。

5.小さな動作をゆーっくりと行う

時間をかけて1つの動作をすることで(例えば二頭筋カールなど)発汗を最小限に抑えることができる、とボーリーさん。

6.止め時を知る

あなたのフィットネスレベルにおける限界を知り、汗がしたたり落ちる前にトレーニングを止めること。「理想的には、ギリギリまでがんばりたいところでしょうけどね」とボーリーさん。

7.セットの合間に休む

1つの動作からすぐに別の動作に飛び移ると、体が安静時の心拍数に回復する時間がなくなるのだとか。しっかり休憩を挟まないと、これまた汗ビッショリに。

8.ゆっくりと慎重に動くエクササイズを選ぶ

体温を上げることなく有酸素運動をしたり、体に大きな変化を感じたりするのは無理だとしても、(ランジやサイドプランクなど)ゆっくりとコントロールされたエクササイズによって、汗をかかずにある程度のトレーニングをすることは可能なのだとか。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN US