生理になると運動する気になれず、ソファでぐったり…という人は多いはず。でも実は、生理中のワークアウトは"幸せホルモン"といわれるエンドルフィンの分泌を盛んにし、体の痛みも気持ちのイライラもやわらげてくれるんだとか。そんなイイこと満載の、生理中にワークアウトを行うのための6つのコツを、コスモポリタン イギリス版から!

1.痛み止めを事前に用意する

生理痛に苦しむ女性の割合は、実に9割にものぼるのだとか。なので、痛み止めを飲むタイミングを図れるようになることは大事。鎮痛剤をエクササイズの30分ほど前に飲むと、その後の調子が良くなるはず。運動前の痛み止めの使用は体温調整を促進し、普段よりも長めのワークアウトを可能にするという調査報告もあるのだとか。いつもよりも気持ちよく走れたりしちゃうかも?

2.服装にも工夫を凝らす

生理痛の次に生理中の運動から逃げたくなる理由は、服を汚してしまうかもしれないという恐れ。タンポンでもナプキンでも使用する生理用品は自由だけど、フレッシュな気分でワークアウトを始めるためには、運動前に必ず新しいものに変えておくのがオススメ。特に気になってしまう人は、濃い目の色のボトムを履いたり、レギンスの上にショートパンツを重ね着してみましょう。

3.ルーティンを変えてみる

ホルモンバランスはエネルギーレベルにも影響を及ぼすため、いつもはなんなくこなせるルーティンも、生理中になるとそうはいかない場合も。普段からがっつりワークアウトするという人は、生理中は体にやさしいヨガやピラティスなどのスローペースな運動に変更するのも手。また水泳も、生理中の体に効果的な運動の1つ。関節を鍛えつつ全身運動を促すため、生理痛からくる背中や腰の痛み、ぽっこりお腹に効くのだとか。

4.水分補給!!!

水分不足は体の敵。特に女性は、生理のときほど体内の消化器官を正常に働かせるために、たくさん水分をとって老廃物を排出する必要が。毎日最低でも2リットルの水を、そして運動する際にはそれ以上を、水分補給と健康のために飲むのがオススメ。また、お腹の膨張を抑えるには、塩分やカフェインを控えるのも効果的なんだとか。

5.ストレッチして伸ばす

どんな運動の後でも、ストレッチをすることは大事。特に、前屈など下を向いて行うようなストレッチは生理痛による腰痛などをやわらげてくれるそう。

6.無理をしない

どうにもワークアウトする気分になれないときは、やらなくてOK。生理が始まって最初の3日間は、一般的にもっともツラい時期。3日間運動を休んだからといって、体に急激な悪影響が出ることはないし、時として痛みというのは体が休みを欲しているサイン。それに運動以外の方法でも、健康的な生活を送ることは可能。規則正しい食事をし、十分な睡眠をとり、ときどき新鮮な空気を吸いにお散歩に行ってみましょう。もし子宮が嘆いているならば、ちょっとくらい運動をサボることに罪悪感なんて抱かず、子宮の声にやさしく耳を傾けてみて。

この翻訳は、抄訳です。

Translation: 名和友梨香

COSMOPOLITAN UK