健康やスタイル維持のため、日々の生活に運動を取り入れている人も多いはず。でも、運動にはそれぞれ合った食べ物があるって、知ってた?

コスモポリタン イギリス版で、スポーツ栄養士のアニータ・ビーン氏が、運動の種目別におすすめの食材を教えてくれています。

エアロビやダンスをする人は…

「レッスン30分前にシリアルバーやオートミール粥を食べれば、エネルギーいっぱいでレッスンに集中できるはず。きつめのレッスンの場合は、スポーツドリンクを運動の合間に飲むのがおすすめ。でも、さほどハードじゃなければ、で十分です」

ウエイトリフティングをする人は…

筋トレのあとは、プロテインで筋肉の立て直しが必要。でも、高級なプロテインパウダーじゃなくても大丈夫です。普通に牛乳1杯を飲むのも、汗をかいた後にはぴったりなんです。ウエイトリフティングなどをして、筋肉に負担をかけると、ストレスホルモンであるコルチゾールが増え、筋肉組織を壊します。そんなとき、牛乳は筋肉組織の構築を促し、さらに強く引き締まった筋肉を作るんです」

ピーナツバター・サンドイッチ、またはナッツ&レーズンと一緒に半脱脂牛乳を飲めば、運動後の最高のスナックに。運動中はとにかく水を定期的に飲むことが大事なのだそう。

ヨガやピラティスをする人は…

「食事をしてからレッスンまでは数時間空けましょう。上部消化管に食べ物が残っていると、身体を曲げにくくなりますから。大量のカロリーを消費するわけでもないので、たくさん食べておく必要もありません。ただ、軽く、ヘルシーで、消化に優しいものを食べるよう心がけましょう。例えばチキンサラダなんかぴったりですね」

ちなみに水分補給については、汗だくになるビクラムヨガ(ホットヨガ)のレッスンでなければ、そこまで水分補給をする必要もないのだそう。「運動後にしっかり水を飲めば大丈夫」とのこと。

水泳をする人は…

プールに入る前には、プロテインと炭水化物は必須になってくるとのこと。

「お昼にひと泳ぎしようという人は、朝食にバナナ、牛乳、ハチミツを入れたオートミール粥、あるいはポーチドエッグをのせたトーストを食べ、さらにプールに入る30分前にちょっとしたおやつを食べるのがおすすめです。ドライフルーツやナッツは血糖値を維持してくれます。水泳中は、ときおり水か果汁飲料を飲むといいでしょう」

ジョギングやジムに行く人は…

1時間半未満の運動の場合、運動前に何を食べるかが鍵となるそう。

「きちんと食べるものを食べていれば、運動中は水しかいらないはず。炭水化物に富んだ食事を2~3時間前に食べることをおすすめします。パスタや皮付きのベークドポテトなどは消化が早く、エネルギー持続性も高い。時間がないときは、シリアルや栄養バーを運動の30分前に。運動中は水を500ミリリットルほど飲むように心がけましょう」

長距離マラソンをする人は…

1時間半以上走り続ける場合、筋肉が十分に動き、持久力が最大限に生かせ、水分補給ができることが大切。それにはスポーツドリンクが理想的です。お店で買うか、薄めたフルーツジュースや果汁飲料に塩をひとつまみ入れて自分で作ってみるのもいいでしょう。あるいは、水と一緒に栄養ゼリーや柔らかいシリアルバー、グミなどを持ち歩くのもおすすめです。走り終わったら、筋肉修復と免疫システム回復のためにも、すぐに水分補給をしましょう」

サイクリングをする人は…

「持久力アップのためにスポーツドリンクを、あるいは水と一緒にすぐに食べられるおやつをポケットに入れていくといいでしょう。シリアルバーやバナナはエネルギー持久を促進してくれます。サイクリング後は、プロテインと糖質に富んだドリンクで消費した分のエネルギーと水分補給、それから筋肉の修復を」

この翻訳は、抄訳です。

COSMOPOLITAN UK