コスモポリタンのスタート当初から連載を続け、毎回セミナーは満員御礼の"ヒップ"トレーナーの岡部友さん。お尻を美しく見せる彼女のトレーニングに加え、女性らしい体型に欠かせないのがバストラインを整えてできる『砂時計型』のボディライン。今回は特別に、「お尻」を鍛えるのと同時に鍛えたい、お家でできる「バスト」のトレーニング術を初公開! 夏に向けて早速始めてみて♡
岡部友さん【パーソナルトレーナー/フィットネスモデル】
フロリダ大学運動生理学部卒業。在学中にアメリカスポーツ医学公認のパーソナルトレーナー資格を取得し、現在はパーソナルジム『Spice up Fitness』を運営。トレーニングではヒップに最も力を入れており、ドイツにて「Glutes Builder Master」に認定される。日本女性のフィットネス文化、ヒップを変えるべく、コスモポリタンでも人気連載を執筆。テレビ、雑誌など各メディアでも取り上げられる。
バストにもトレーニングが必要なのはなぜ?
「女性らしい体型っていうのは、胸とくびれとお尻がある『砂時計型』なんです。ウエストは絞れていて、胸とお尻に脂肪があると美しいラインが作れます。ただ、脂肪を付ける場所っていうのはコントロールできませんよね。だからコントロールできる筋肉をトレーニングし、筋肉の上に脂肪が自然に乗ることで、美しいバストが実現するんです。
特に胸から上の部位に関しては、広背筋(背中の筋肉)と胸の上の部分に筋肉を付けることがポイントになります。胸の上の部分は脂肪がもともと少ないので、筋肉が付いた感やトレーニングの効果は、すぐに感じることができると思いますよ」
お家でできるバストトレーニング
「今回は自宅でできるトレーニング法を紹介します。トレーニング中は、常に胸の筋肉を意識することや、ゆっくり丁寧に行うことをルールにしてください。また、○回×○セットというよりも、自分の限界まで続けることもコツ。まずは家トレを習慣にして、同時にジムでしっかりウェイトを使うというコンボが一番のオススメです!」
【1】プッシュアップトレーニング
・膝をついて床に座る
・手を肩幅より少し広めに開き、床につける(写真1)
・床と平行になるように、腕を曲げる(写真2)
・息を吐きながら体を下げ、息を吸いながら体を上げる
▼ポイント!
「ポイントは、腰を反らないようにまっすぐ上がること。腕立て伏せだから、腕に意識が向きがちですが、胸の筋肉も使っている、という意識を忘れないようにして」
【2】合掌ポーズトレーニング
・胸の前で合掌をする
・両手のひらで押し合うように力を入れる
・そのまま押しながら、肘が目の前にくるところまで3秒かけて上げる(写真1)
・3秒かけて 胸の前まで戻す(写真2)
▼ポイント!
「上げ下げをするとき、3秒くらいかけながらゆっくり行うことがルール。もうやりたくない! っていう気持ちになるまで繰り返してくださいね」
【3】チューブトレーニング
・ドアノブやクローゼットの取っ手などにチューブを取り付ける
・親指と人差し指の間にチューブをはめる
・床と手が平行になるように、後ろからまっすぐ前に押し出す(写真1)
・3秒くらいかけて、ゆっくりと後ろに引き戻す(写真2)
▼ポイント!
「あ、チューブが伸びてるなと感じる場所からスタートするのがコツ。後ろからグッと引っ張られるストレッチを感じるときに、負荷がかかり筋肉が反応します。どうしても前に押し出すときにがんばりがちですが、戻るときも3秒くらいかけながらゆっくりと、元の位置まで戻るように」
トレーニング時のウェア選びで気をつけていることは?
「集中してトレーニングをしたいですし、集中することで結果にも繋がるので、ウェア選びにも気をつけています。動きを邪魔しない、着心地のよさ、ズレにくさは絶対条件ですね。最近では『triaction by Triumph』に出合って、頼りっきりになっています。素材がいいから肌触りがいいし、胸がつぶれないから窮屈さもないし、フィット感も最高! 普通のブラジャーと同じく、ホック式なのもうれしいですね。がっつりトレーニングした後のシャワー時って、汗だくだし疲れているから、着脱が楽かどうかも選ぶポイントなんです。
あと、せっかくバストをトレーニングするなら、ボディラインが美しく見えるものでトレーニングするほうが絶対にテンションもアガると思いますよ!」
ランジェリーメーカーのトリンプが手がける海外で長年愛されるスポーツランジェリーの「triaction by Triumph」。トレーニング中でも、バストをつぶさず、揺らさず、女性らしい立体的なシルエットをキープしてくれると、コスモガールも愛用し始めたよう♡
気になる人はサイトからチェックしてみて!
「STUDIO(ストゥーディオ)」全2色 各3,900円(税抜)/triaction by Triumph
Photograph/Noriko Yoneyama Hair & Make-up/Natsuko Hori Model/Tomo Okabe Text/Aya Yazaki