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2015年に両親が同時に病に倒れたときは、サンフランシスコで117時間労働の日々を送っていたサラ・セイポラさん(38歳)。マーケティングと広告の仕事で忙しく、長らく私生活を顧みることを怠っていたため、ニューヨークの両親の元に戻ったときは、駐車場から病院までの1ブロック半を歩くことさえままならなかったのだとか。この出来事から自分のライフスタイルを見つめ直し、フィットネスクイーンとなるまでの歩みを、セイポラさんがコスモポリタン アメリカ版に語ってくれました。

進歩や成長はインスタグラムの写真のようにキラキラしている必要はありません

「ひざも、エネルギーレベルも、腰も…すべてうまくいっていませんでした。いつもうっすらとした痛みがありましたが、それが普通だったので、気にもしていませんでした」というセイポラさんは、大人になってからほとんど体を動かしていなかったのだとか。「自分の体が機能していないという認識は、同じくうまく行っていない人生の他の側面についても目を向けるきっかけになりました」。キャリアと恋愛の板挟みになって、他のこともうまくいかない状況だったそう。

そこで、徹底的にライフスタイルを見直すことにした彼女。高負荷のワークアウトを始めると、強さや自信を身につけ、<Instagram>への投稿開始から11カ月で129千人のフォロワーを獲得(最初は@GreaterAt40のアカウントで始め、現在は@SarahSapora)。そして、916日には、生まれて初めてロサンゼルスでボディポジティブ・ワークショップを主催するまでに。

生活を見直すきっかけになったのは、自分自身の体の限界と母親の突然の病だったものの、実際にカリフォルニアに戻り、行動を開始するまでには数カ月かかったそう。「(その頃には)困難なことに身を投じ、自分を成長させようという心の用意がしっかりできていました。最初の一歩は完全に精神的なもので、自分が今と違うようになれば、違う人生が待っていると(本当に)信じることでした」と当時を振り返る。

ご両親の入院でヘトヘトになったセイポラさんは、カリフォルニアに帰るとコンサルタントとして独立することを決意。「上司の夢を実現するためのお手伝いをする以上のことが何かしたかったんです。私はこの地球が、自分が最初に見たときよりも良くなっているようにしたいんです」。それから、心の成長に効果的と彼女がすすめる、瞑想をベースにしたクンダリーニ・ヨガも始めたそう。

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さらに、セイポラさんはトレーナーのブレイク・イラービーさんとワークアウトをスタート。体重を利用したシンプルな動きから始めて、ジムでウェイトリフティングするまでになったのだとか。「私は筋トレが大好きなんです。自分が強くてセクシーでパワフルになったと感じるわ」とセイポラさんは、ウェイトトレーニングは体を大きくするのではないかというよくある心配を否定。

今では、スクワットやダンベル、ベンチプレス、レッグプレス(約317キロ!)などを週に23回、各1時間こなす彼女。かつてはアパートの2階に上るのにもエレベーターを使っていたけれど、トレーナーの指示で階段もトレーニングに利用。駆け足で67往復したり、およそ1122キロのウェイトを持って昇降したりしているのだとか。「やっている最中は素晴らしいとは感じないけど…。達成感は最高です。私は自分が何かうまくできないことを恐れていないんです」。

苦しいときもフォロワーに対して正直なセイポラさんは、息が切れ、汗ビッショリな自分の写真を投稿。

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「進歩や成長はインスタグラムの投稿のようにキラキラしている必要はありません。汗もかくし、息も切れるし、髪もボサボサになるし、吐きそうになるものです。でも、それでOK。私は自分のプロセスをウソなく見てもらいたいんです」

今のライフスタイルについてはかつてない充実感を覚えている彼女だけど、この旅はまだ終わりではないのだとか。「幸せに関しては、ビフォーとアフターはないものです」。

セイポラさんにとって、次の目標はレッグプレスの記録を更新し、手助けなしに腕立て伏せをすること。「私は自分の体でやりたいことを何でもできるようになりたいんです。ハイキングでも、スキューバダイビングでも、アイスランドに行ってあちこち歩くことでも」。

実際、8月末には初めて外を5マイル(約8キロ)歩いたというセイポラさん。「どんな過去があった女性であれ、私が彼女を勇気づけることができたら…。私は自分がやるべきことをやっているということです」。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN US