新年を迎えたとき、今年こそは痩せる!なんて誓いを立てた人も少なくないのでは?

ところが。コスモポリタン イギリス版によると、今、「#GainingWeightisCool(体重が増えるのは良いこと)」というSNS上のムーブメントが話題になっているそう。

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みんな、#GainingWeightisCoolに励まされているみたい。もうすぐLAのフィットネス・エキスポがあるので、今週は深刻な不安と劣等感に悩んでる。ボディビル大会から体重が増えていて、自分がフィットネススターにふさわしくないと思うこともある…でも、私は体だけではないし、体重が増えることがこの世で最悪なことじゃない。むしろ、素晴らしい。そう思えなくなるのは、自分を人と比べ始めたとき。

私たちに痩せろと教えるこの世界で、このハッシュタグ#GainingWeightisCoolに出会えてとても幸せ。ありのままの自分を愛することはすごく大事。精神の健康もとても大事。

もしあなたが次々に流行するダイエットにウンザリしているなら、試しに#gainingweightiscoolを検索してみては? そこでは、世界中の女性(最初に始めたのはアリアナ・ダントーネさん)が筋肉増強や身体改造の様子をシェアしているので、彼女たちの努力を見ていると、やる気が出てくるかも。

信じてくれない人もいるけど、私はわざと体重を増やし始めたの。あまり細くて真っ直ぐなのは好きじゃなかったから。自分のお尻が平らでたるんでるのもイヤだった。2016年は体重を増やして、体を作り込むことに力を注いだ…個人的には、筋肉があって、メリハリのある体が好き。私にとっては、強くて健康的なことが大切なの。

彼女たちが指す「健康」とは(ダイエットをしたり、体重を落としたりすることとは別もので)、自分が強いと感じられることや、実際にそうあること。そして体重計とにらめっこするのではなく、ウェイトトレーニングで筋肉をつけ、自分の感覚を大切にすること。

右の写真のパンツをはいてみたら、お母さんがいつもどおりのコメントをした。「最近太り過ぎよ」「幅広に見えるわ」「あなたはもっと痩せてる方がいいわよ」「どうして大きなお尻がいいの?」「これ以上少しでも大きくなる前に、ウェイトトレーニングを止めるべきよ」。でも、私はこの場を借りて、右の女の子の方が左の女の子よりずっと幸せだということを伝えたい。私は1つのイメージだけを肯定するつもりはなくて、自分が幸せだと思うことを大切にすべきだと思ってる。私はちょっと太っていることで安心や幸せを感じられる。それでいい!

私とちいさな力こぶ。最近注目してるのは(体重じゃなく)リフティングで上げるウェイトの重さで、これが小さな変化がやる気を起こさせてくれる!

左が2016年の719日、右が2017年の12日。この間に4.55.5キロ太った。脚やお尻が大きくなって、体脂肪はぐっと減って、すごくいい気分。

さらに、この新しいムーブメントをこのように述べたユーザーも。

流行の#gainingweightiscoolに乗ってみたのは、これがフィットネス業界で出回った最もカッコいいハッシュタグの1つで、体重を増やすのはこれまで私に起こった1番いいことだったから。思えば56年前は、とにかく痩せたくて、太るのが恐ろしくてたまらなかった。体重計の数字が小さくなればなるほど、幸せになると信じてた。もっと細い脚、何より、太ももの間のすき間が欲しかった! 1日に10マイル(16キロ)を5回走るのが、正しいフィットネスのやり方に違いないと思ってた。炭水化物は一切口にせず、サイズを6(日本の9号)にまで落とした。でも、あまりに痩せていて真っ直ぐなのがイヤだった。ウェイトリフティングを始めて、筋肉やメリハリがついたのが嬉しい。今欲しいのは誰かを打ちのめすことができる大腿四頭筋で、今では制限なしで何でも食べてる! 私はこの結果やライフスタイル、このフィットネスコミュニティに満足してるわ。

左の写真の私は、右の写真のときと同じくらい自分を誇りに思ってた。左は、全英ボディビル&フィットネス連盟大会のファイナル翌日の写真で、体重は53キロ。完璧な準備をして、心も体もできると思っていた以上に調子を上げていったんだから、結果に誇りを持てないわけがないわよね? 右は、今の私。62キロ前後で、毎日キツいトレーニングをして、ほとんど有酸素運動はナシ(もしあなたが有酸素運動好きなら、それもカッコイイわよ)&80%は健康的な食事をして、20%はリラックス。自分にすごくエネルギーがあるのがわかるし、今年予定していたことに対してもとてもやる気があって、自分でも時々、恐いくらい。

この新しいフィットネスの考え方に「乗ってみたい」と思った人、少なくないのでは!?

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN UK