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注目すべきは「前もも」!

下半身が気になる人のうち9割の人が、前ももが張っています。全体的に細い人でも前ももの張りはある人は多い。これは人間の生活の中で当たり前と言えば当たり前のことです。

というのも現代人は常に座って生活していますよね。座って朝ご飯を食べ、電車で座って会社に行き、座ってオフィスワーク。座ってランチをして、座って電車で帰る。座って夕飯を食べ、赤ちゃんのように丸まって眠る……。

こんな生活をしていたら、前もも(股関節部分)が常に詰まってしまっている状態になるのは当然です。そしてこの状態こそが、前ももを不必要に使わざるを得ない環境を作っているのです

一番使いやすい筋肉になってしまえば、どんなことをしていても前ももが優位に動きます。筋肉は使っている以上減ることはなく、むしろ変な張りがでてくる。これを放っておくと前ももの付け根がモッコリとしてきます。

運動不足でお尻が使えていない人はこれに拍車をかけるように、本来お尻の筋肉がすべき行動までも、前ももを使ってしまいます(階段を上るなど)。

下半身の運動が逆効果になることも……

ここでちょっとまずいのが、「このままではいけない!」と下半身の運動で思いつくスクワットを熱心に行ってしまうこと。スクワットはただでさえ前ももを使うエクササイズなのに、前ももが凝っている状態でスクワットをやれば尚更前ももを使ってしまい、張ってきてしまいます

下半身が気になって始めた運動でも逆効果になることはあります。この負のスパイラルに入らないためにも、普段から前ももはほぐしてあげないといけません。はこの張りというのは、瘦せた、瘦せないとは関係なくて、張りがとれるだけでも、前ももがスッキリするのです。だから「前ももほぐし」は、毎日やってほしいですね。

お風呂上がりに「前ももほぐし」

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上の画像のようにストレッチポール、またはテニスボールに乗ってボコボコする、またはイタ気持ち良いところを念入りにほぐします(その際、息は止めないように)。ゴリっとする箇所=凝りなので、じっくり時間をかけてほぐしてください。キッチン道具の麺棒で、前ももの張った部分をコロコロ刺激してあげるのもいいですね。タイミングとしては、血行が良くなっているお風呂上がりがおすすめ。

お尻のトレーニングと組み合わせてこの「前ももほぐし」をやってあげると、トレーニングもうまく効かせられるようになるし、変な前ももの凝りもなくなるので、前ももはまっすぐ、お尻のみ上がるというボディメイクも可能に。運動したくない時でも、このほぐしだけで充分意味のある行為なので、ぜひやってみてください。

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