心肺機能を高める有酸素運動と言えばランニング。体を動かせば心拍数が上がり、血流を高めてカロリーを燃やすことができる。ところが、カロリー消費については、屋内のランニングマシンで走ったときと、外で走ったときでは消費量にかなりの違いがあることが分かったのだとか。コスモポリタン イギリス版から気になる話題をお届け。

走った距離が実感できるのだから、外で走る方がたくさん運動した気分になれるのは当然だと思うけど。そこで、実際に運動効果に違いがあるのかを調べるため、<Women's Health

>がウィスコンシン大学の臨床運動生理学プログラムを率いるジョン・ポルカリ博士に取材。

取材の結果、屋内と屋外での運動効果には違いがあることが分かったのだとか。「消費カロリーはランニングマシンで走るよりも、外で走る方が37%ほど多いですよ」とポルカリ博士。37%と幅があるのは走る速度によるもので、ゆっくりペースのジョギングでは3%ほど、走るペースを上げると7%ほど消費カロリーが増えるとのこと。

ポルカリ博士によると、ジムのランニングマシンで走るよりも外で走る方がカロリーを多く消費する理由は主に3つあるそう。まず、ランニングマシンではベルトが動くので踏み込まなくても、楽に走れること。次に、屋内では風の抵抗を受けないため、体を動かしやすくなること。そして、屋内では暑さによる影響をあまり受けないこと。暑い日は、体温を下げるために皮膚への血流量が増えるため運動負荷が高くなり、その結果、カロリー消費量も増えるのだとか。ところが、エアコンが効いた屋内では体温を下げる必要がないので、その分カロリー消費が抑えられるというわけ。

となるとランニングマシンのためだけにジムに行くのは、会費がもったいないかも!? なんといっても、外を走るのはタダだし!

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Rubicon Solutions, Inc.

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