世の中にはマラソンを楽しめる人もいれば、運動を一切しない(続けられない)人も。実はこの違い、米国生理学会が発表した新たな研究によると、単なるモチベーションの有無や精神力の強さではなく遺伝子にあるということがわかったんだそう。コスモポリタン イギリス版からお届けします。

ジョージア大学の研究者が成人3,000人の運動習慣に注目し、運動に対する彼らの脳内反応を観察したところ、決まった運動を継続して行うのが苦手な人(または運動をしない人)の場合、喜びややりがいを感じさせるドーパミンの分泌を妨げる遺伝子の動きがあることを発見したんだそう。

本来、体はドーパミンを放出して脳に報奨を与えることで運動にやりがいを感じさせるもの。ただ、研究結果を見ると、このような快感を覚えない人は運動から遠ざかってしまいがちであるという。

ジョージア大学で運動学を教え、研究主任をめたロドニー・ディシュマン博士は、「性格とこのような遺伝子が原因とな、運動を積極的に行う人、まったくしないという風に2極化されていると考えています」と回答。

とは言え、遺伝子的な理由で運動嫌いなタイプであろうとも、、モチベーションをアップしてくれるプレイリストを作ったり競争心に火を付けてくれるパートナーを見つけたりと、面倒なエクササイズを楽しくしてくれるものは案外たくさんあるもの。運動を無理に好きにならなくても、少しでも楽しくやれるコツを見つけて継続することは健康のためにもやっぱり大切ですから!

この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon Solutions, Inc

COSMOPOLITAN UK