多くのインスタグラマーたちがワークアウトによって引き締まったお尻を披露している今日、自分もやってみようかと考えるのはごく自然なこと。実際、ウェイトトレーニングに励み、多くの女性がお尻を鍛えようと努力している模様!

ところが、問題は成果が出にくいことがあるということ。その背景には「眠ったお尻(Sleepy butt)症候群」があり、お尻に筋肉がつきにくいことがあるのだとか。

コスモポリタン イギリス版に対して、ロンドンのジム「Another_Space」のヨガ部門トップであるクリス・マギーさんが語ったところによると、「眠ったお尻症候群」がお尻に与える影響力は大きいそう。

「 『眠ったお尻症候群』は、不活発な、あるいはしばしば、トレーニングをしても失敗に終わるお尻について使う用語です」とマギーさん。それはつまり、ただの筋トレをしてもお尻の「スイッチが入らない」、「運動しようとしても効果的に反応しない」状態なのだそう。もしこれが当てはまるなら、お尻が活発になりにくい以上、ありとあらゆるランジをしても、進歩が見られにくいことに。

マギーさんいわく、こうした問題はデスクワーク中心の生活スタイルによるもの。例えば、事務仕事をしていて、1日の大半を固い椅子に腰掛けて過ごしているような人々に出やすい傾向だという。

では、どうしたら、自分もこうした人々の1人だと確かめられるのでしょう? 「運動をしているときに筋肉を感じられるかどうか確かめましょう」とマギーさん。「次にスクワットをするときは、例えば、ゆっくりと下に降りるようにして、体の動きを感じてください。もし十分深くスクワットをしていれば、立ち上がるときにお尻の部分が活性化するのを感じられるはずです。もし感じられないとしたら、トレーニングの前に準備運動をするとよいでしょう」。

嬉しいのは、ちゃんとお尻を「目覚めさせる」方法があるということ。「ウォームアップに、臀部を活性化させる基本練習を組み込みましょう。最近は、ミニ・レジスタンスバンド(自宅トレーニングでも使える輪になったゴムバンド)が人気なので、レジスタンスバンドをつけて横向きにウォーキングをしたり、クラムシェルをしたりしてみてください」。

「もう1つの方法は、繰り返しゆっくりと臀部を絞り、心と筋肉の関係を強化して、お尻をコントロールできるようにすることです。時間が経つにつれてこの関係は強くなりますから、準備運動の量もより少なくて済むようになります」

そして、お尻のトレーニングに悩むすべての人に贈る、マギーさんからのもう1つのアドバイスは「多彩なワークアウトメニューを持つこと。体に刺激を与え、筋肉を最大化し、強化するためのポイントです」。

理論は十分! ということで、あとは理想のお尻を持った自分を想像してみることが大事なのかも。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN UK